「みんなでとぼう!リズムなわとび」久保田正己先生

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作成者: EDUPEDIA運営部 (Edupedia編集部)さん

1 「みんなでとぼう!リズムなわとび」久保田正己先生

◆講師プロフィール◆

久保田 正己(くぼた・まさみ)

埼玉県なわとび協会会長。平成20年文部科学大臣賞受賞(学校安全の普及・向上)。学校管理職試験研究会会長・創作パネルシアター研究会会長。

なわとびを使った教育研究の第一人者で、リズムなわとび選手権の審判員も務める。主著に『いつでもどこでもできる!なわとび』(小学館)などがある。
◆HP http://members2.jcom.home.ne.jp/souzaburo.k/

◆授業内容◆


なわとび教育に尽力されてきた久保田先生が、音楽に合わせてなわとびを跳んだり、ダンスを踊ったりする「リズムなわとび」について指導。
子どもに人気な「忍たま乱太郎」の主題歌を用い、リズミカルにさまざまな跳び方や踊りを取り入れた授業です。

●リズムなわとび

「勇気100%」NYC (作詞:松井五郎 作曲:馬飼野康二)

◆インタビュー◆

—授業を終えての感想をお願いします。

子どもたちはすごく上手でしたよ。だからダブルダッチ(戸田先生の授業)は入るのが難しいんですが、よくできていたし、リズムなわとびも音楽に合わせてよく跳べるようになっていました。素晴らしかったです。

—なわとびに音楽を取り入れようと思った経緯は。

僕はもともと銀行員で、そのあとに教員になりました。子どもはなわとび上手で、自分はまるっきり下手だったから、子どもにバカにされたんです。それから、なわとびを真剣にやってきました。
 クラスの中で上手な子はすごく上手だけど、苦手な子は「なわとびなんかやりたくない」「見るのもいや」「なわを切っちゃいたい」そういう風に聞いたことがあるんです。そのときに、そういう子ができるようにはどうしたらいいだろうと考えていたのですが、当時ピンクレディーの「SOS」や西城秀樹の「ヤングマン」が流行っていたんです。その曲が終わるまでに踊りを入れたりすると。その時は休めるでしょ。だから踊りプラスなわとびにしたんです。

そういうやりかたは僕が発明したわけではありません。スウェーデン体操とかヨーロッパでは新体操でなわとびを音楽に合わせてやっていたんですが、「音楽に合わせたなわとび」って日本ではずっと言っていたんです。それを僕が1976年に「リズムなわとび」っていう名前にしたんです。だから名付け親なんです。

最初は「リズムなわとび」って言ってもみんな「なんだそれ」。ようするに固有名詞だったから。それから講習会やったりする間に「リズムなわとび」っていう本も出したりして、「リズムなわとび」というのが普通名詞化してきた。今では教員の中で「リズムなわとび」というのがどういう跳び方知らない人はまずいないと思います。音楽に合わせてなわとびを跳んだり、踊ったりするのが「リズムなわとび」なんです。

—最後に、これを見ている教育関係者の方々へメッセージを

人間が持って生まれた力っていうのがあるんです。それは「ジャンプをするとき手をあげる」こと。ハイジャンプをするときには手があがってしまうんです。ところが、なわとびは跳んだときに手をあげちゃうと、落ちたときに足に着いちゃいます。だから跳んだときに手を下げなくちゃならない。それは母親からもらってない動きなんです。だから子どもって好きなんです。

新しい動きをもったなわとびだから、子どもは大好きです。先生たちがうまく工夫して、なわとびをやらせるようにすれば、子どもは絶対運動好きになる。子どもを運動好きにするにはね、やっぱり工夫が必要。たとえばドラえもんの曲でもいいし、今流行りのAKBでもいいし、そういう曲にあわせてちょっとなわとびを跳べば、絶対子ども大好きになります。

苦しいのがなわとびだけど、やっぱり楽しさがある。それも音楽をかけることによって楽しさが増すんです。

◆当日の様子、生徒の反応◆

生徒みんなで輪をつくって、音楽に合わせて跳んだり踊ったり姿がとても印象的でした。生徒は「踊りもできて面白かった」「いろんな跳び方があって難しかったけど、音楽に合わせて跳べて楽しかった」と達成感いっぱいに話してくれました。

◆編集後記◆

さまざまな跳び方を一曲に入れ、さらに踊りも加えることで得意な子も苦手な子もたくさん楽しめる「リズムなわとび」は本当にやりがいのある素晴らしいパフォーマンスだと思いました。インタビューでは、先生が広めてこられた「リズムなわとび」の普及や、子どもに対する思いがたくさん聞けてとても感激しました。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 清水祥彦)

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