【私学の採用②】面接の注意点(私立学校理系教員選考会・福岡会場レポート)

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作成者:中澤 歩 (Edupedia編集部)さん

1 はじめに

本記事は12月9日(日)に福岡で開催された「私立学校理系教員選考会」の模様を記事化したものです。1月6日(日)東京会場、1月13日(日)神戸会場でも同様のイベントを実施しますので、本記事の最後にそちらの概要も記載しております。

※前回記事『【私学の採用①】履歴書の書き方(私立学校理系教員選考会について)

2 福岡会場イベントレポート

私立学校理系教員選考会(福岡会場)の開催は、今年で3年目を迎えます。東京・大阪では、既にレポート記事(※『私学の採用ってどうなってるの?』)を掲載している全教科対象の「教員採用選考会」を開催していますが、九州地区で学校と教員希望者が直接会って話を出来る機会は、この理系教員選考会のみとなっています。規模は小さいながら、毎年内定者も出ているイベントです。今回の記事では、先日開催された理系教員選考会(福岡会場)(開催場所:福岡大学)の様子をお届けします。

①イベント当日の様子

今回の理系教員選考会(福岡会場)には8校の私立学校が参加し、各学校の校長先生や教頭先生が学校の説明や面接を行いました。新卒として私学への就職を目指す方、現職の教員の方でご転職をお考えの方、民間企業から転職を考えている方など、様々な経歴の来場者が集まりました。
 

(実際の会場の様子)

会場では学校ごとにブースを配置しており、来場者は興味がある学校を訪問します。各ブースでは、はじめに各学校の教育方針や特色の説明があり、その後1次選考を実施します。どの学校も丁寧に説明しており、来場者の方々も真剣に話を聞いていました。本イベント終了後、1次選考を通過した方は、各学校で行われる2次選考に進んでいきます。

イベント終了後、早速2次選考の案内が届いている方もいらっしゃるようです。良いご縁があると良いですね!

②東京・神戸会場に参加予定の方へ

2019年1月には東京、神戸にて同イベントが開催されます。2019年4月の入職に向けて、選考を受けるチャンスも少なくなってきます。ぜひこの機会を活かしてください! 福岡会場の様子から、当日に臨む上での準備のアドバイスをまとめておきます。

  • 履歴書をしっかりまとめておく
  • 身だしなみに気を付ける
  • 事前に出展校について調べておく

どれも当たり前のことですが、学校と面談の時間はほんの僅かです。短い時間の中でも、好印象を持ってもらい、自分の言いたいことをしっかり伝えられるように準備しておきましょう。また、東京・神戸の会場は多くの来場が予想されます。希望の学校ブースでしっかり面接を受けられるように、出展校のチェックなど、事前準備が大切です。

今回の理系教員選考会は、2019年4月採用に向けたイベントですが、今後の就職・転職活動のために学校の話を聞きたいという方々の参加も受け付けています。普段はなかなか聞けない話が聞けるチャンスです。将来に向けた情報収集をしたい方もご参加お待ちしています!

③来場者の声(イベントアンケート抜粋)

・生徒や学校のことなどとても詳しく説明頂き、理解することができました。

・学校によって様々な特色があり、参考になりました。

・イベントで初めて知る学校もあり、参加できてよかったです。

3 《ミニ講座》面接の注意点

前回「履歴書の書き方」を記事にしましたが、今回は書類選考通過後、私学の面接においてよく聞かれる質問とどのようなところを注意すべきかといった内容をまとめました。面接の内容に加え、清潔感のある服装(スーツ)や声の大きさ、受け答えに覇気があるかといった点もとても重要なので意識してください。

①志望理由

「なぜ教員になったのか」「なぜ教員を目指しているのか」という点はよく質問されます。回答として

  • 「子どもが好きだから」
  • 「恩師にあこがれて」
  • 「教えることが好きだから」

といった内容をよく耳にします。

もちろん、教員を目指すきっかけとしてこれらの理由を挙げていただくことは問題ありませんが、これら3つのワードは「自分のために教員になりたいのかな?」「教員にあこがれているだけでは?」といった風にとられがちです。

学校はやはり生徒が主役の場ですので、生徒のために何がしたいか、自分であれば何ができるかを考え、それを行うために教員になりたいといったような内容も取り入れるとよりよいでしょう。

②私立学校や応募校を志望する理由

公立学校を志望している方が多いため、私立学校の選考では「なぜ私立学校を志望しているのか」という質問がよくあります。この質問に答えるためには。まず公立学校と私立学校の違いを理解する必要があります。

公立学校と異なり、私立学校は生徒を集めないと経営が成り立たないため、生徒や保護者が求める、時代に即した新しい教育を取り入れていかなければなりません。私立学校としての前提を理解した上で、なぜ公立ではなく私立学校を志望しているのか考えてみてください。

また、応募校を志望する理由については、その学校の建学の精神を必ずチェックしてください。建学の精神には、学校が創立された理由が書かれています。それを理解したうえで、実現するためにそれぞれの学校がどのような教育を行っているのか確認してみてください。その上で不明点がある場合は面接時に直接質問してみましょう。

③教育ビジョン

教育ビジョンとしては、授業を通じてどのような力を生徒に身につけさせたいか、という点がよく聞かれます。その際、「今後このような社会になり、こういう力が必要だから」など、なぜその力を身につける必要があるのかという点を明確にしてください。

②(私立学校や応募校を志望する理由)で記載した通り、私立学校では時代に即した教育を実践していく必要があります。そのため、なんとなくこういう力が必要だと思うから、や自分の専門が活かせるから、という考えではなく、生徒が社会に出た際に役に立つ力や必要な力は何か考えてみてください。

また、その力を身に着けさせるためには、具体的にどのような授業を行うか、方法も明確に回答できるとよいです。授業の目標や目的が決まっていてもそれを達成するための方法を考えていないと、「この人は本当に授業を通じてその力を生徒に身につけさせることができるのだろうか……?」と懐疑的に見られてしまうかもしれません。

④専門性

教科の専門性についての質問もよくあります。大学・大学院での研究内容や自身で力を入れて学ばれたことを、専門用語はあまり使わず、誰にでもわかりやすく伝えることができるようにしてください(研究内容が教科と直接結びつかない場合は自身の専門と教科との関連性や担当教科の指導経験などもお伝えください)。

というのも、校長先生はじめ最終選考を担当する管理職の先生方は、あなたの教科とは異なる専門かもしれませんし、、その質問を通じて難しいことを分かり易く伝える能力を測られているケースもあるのです。

4 次回イベント情報(1/6@東京・1/13@大阪)

私学の理系教員志望者・現役の先生方を対象とした「私立学校理系教員選考会」を東京会場:2019年1月6日(日)、神戸会場:2019年1月13日(日)にて実施します。本イベントでは各私立学校のブースにて個別に学校説明や面接をお受け頂けます。

《対象》

理科(物理・化学・生物・地学)・数学・情報・その他理系科目の教員免許取得者・取得見込者

《出展校・募集教科》

「教員採用.jp」に会場ごとの出展校および募集教科を掲載いたします。

《予約方法》

事前に「教員採用.jp」からご予約下さい。

★出展校・募集教科の確認および予約申込はコチラ

5 教員採用.jpの紹介

私学の求人や情報は自分で集める必要があります。下記「教員採用.jp」には全国の私立学校の求人や学校に関する情報が掲載されています。また、本サイトにて私学の就職相談(サポート面談)や教員採用イベントの受付も行っておりますので、是非ご活用ください。

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