絵画指導のポイント2 ~図工(シリウス)

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目次

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。

シリウスのホームページはこちら→ 静岡教育サークル/シリウス

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絵画指導のポイント1 ~図工(シリウス) | EDUPEDIA

絵画指導のポイント2 ~図工(シリウス) | EDUPEDIA

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絵画指導のポイント

これまで、いろいろな方に教えてもらったことを書き出してみました。こうやってみるとずいぶんたくさんのポイントがあるものだな、と改めて思いました。どの教科でもそうだと思いますが、「これが絶対という指導方法はないのだ」と自分に言い聞かせています。ですから、常によりよい方法を探しているつもりです。
またまだ、絵を描くポイントはたくさんあると思います。もっともっといい絵を描かせたいと思います。ひとつの参考までということで、ご了承ください。

23.水を水らしく見せる。

一度、白の絵の具で適当な場所に濃いめにに塗る。乾いたら、青の水で一方の方向に一度だけさっとなでる。透明感のある水に見える。海の絵だったら、色を紙の上で混ぜながら、色に変化のある海を描く。

24.絵のパターン化に気をつける。

子どもはパターン化した図形をただただ描いて、すき間を埋めようとする。例えば、田んぼの絵の稲なども、稲のあるところ、刈ってある跡、機械が刈った所などいろいろと描く。斜めの線で区切るように構成する。稲は、図鑑などを見ながら描いた方がいいかもしれない。

25.背景処理に茶、黄色、黄緑は適さない。

色が薄いので軽い絵になる。二度塗りするならこれらの色でも可。

26.背景もぜんぶきっちり塗らなくて良い。

「ペンキやさんのように塗ってはだめだよ」と言う。

27.単調な背景で苦しいときには、塗り方を工夫する。

円を描くような塗り方が、効果をあげることがある。

28.仕上げで、黒・白をちょこちょこと使うと、絵が締まる。

例えば、船の絵で網目を白で描く・人物やものの回りを白の絵の具で塗って白い部分を作る・背景に白をかける・画用紙のまわりの二辺を黒で囲むような線を作るなど。この辺は、子どもでは難しいと思う。

29.コンテを使って最後の仕上げをしてもいい。

コンテは、汚れが適当に広がるので、絵に変化が出てくる。

30.絵を描いているときに、やたらにほめる。

子どもに半分バカにされつつも「うまい」「すごい」「これは金賞だ」「天才!」と言い続ける。

その他の指導ポイント

1.よく見て描く

2.一気にかく…大人のデッサンは、消したり描いたりの連続

3.絵の具のバケツの指導をしっかりする…汚い所、少し汚いところ、いつも透き通っているところなど。バケツが汚いと色が混ざってしまう。

4.絵の具の水加減

5.混色は、白を極力まぜない…濁るため。

6.パレットに、500円玉くらいの大きさで色を作る…これ以上大きいとペンキ屋になる。

7.筆は、パレットに何度も運ぶ。少しずつ色を作って味わいを出す。

8.着色は、ちょぼちょぼ塗り、さーさー塗りなど様々な塗り方で。

9.念じてかく…たとえば、木の皮なら「木の皮だ。木の皮だ。」と念じてかく。

10.友達の良いところを探させる。

絵画制作の初心段階では、偵察タイム(3分)をおき、友達のよいところを探させる。友達にほめてもらい自信を付けさせたい。慣れてきてからは、特に構図はまねっこになるのであまりさせない。

11.床上で描かせ、教師が高いところから一目で全員の作品を見渡せ、途中でもすぐに指導できるように。

12.最初の段階は、パートごとに区切って、指導する。

13.途中で手をぬかさず、最後まで丁寧にかかせ、成就感を味わわせる。

14.できあがった作品の画評会を開く。

よいところを見つけ、描いてよかったなと思わせる。

3 プロフィール

静岡県教育サークル シリウス

1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

4 書籍のご紹介

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5 編集後記

色塗りやパレットの使い方といった技術的な面だけでなく、よくほめること描かせる場所を工夫するなど、様々な指導のポイントをご紹介しました。ぜひ実際の授業でお試しください。

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 内藤かおり)

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