1 インターネットで調べもの~
「パソコン室に行って、インターネットで調べてみよう。」
よくあるパターンですが、その1時間の収穫は、どんなものだったでしょうか。
インターネットを使って調べるときには、広い海原で迷子になったり、おぼれてしまわないように、次のことをしっかり準備して、あらかじめ説明してからにするのがいいです。
- 何を知りたいのか、できるだけ具体的に、細かく決めておく。調べたことを書き込む表などを、あらかじめ作っておくと、なおよい。
- 知りたいことがわかるページを見つける
- 画面に表示されたリストの中から、いいと思ったサイトを見つけたら、じっくり見て、調べたいことを書き取る。できるだけ、丸写しではなく、必要なことを選んで書く。
- なるべく、もう一つか二つのサイトも見て、調べたことを確認する。
- 原則として、印刷はしない。するときも、ページをそのまま印刷するのではなく、必要最小限を、画面で確認しながら印刷する。
- 調べたサイトは、次回もまた参照できるように、キーワードやトップページ(サイトの入り口)の名前(タイトルバーにあることが多い)、URL などを控えておく。
- 書き取った事柄には、どのページにいつ書かれていたことか、6の情報に加えて、日付け、時刻を合わせて控えておく。
この、2がもっとも難関です。 大きく、
キーワード検索と、カテゴリ検索とに分けることができます。
一般的には、キーワードで検索することがもっぱら行われていますが、小学生では、まだ語彙も少なく、調べたいことを見つけるのに、どのキーワードを選んで、それらをどの順で組み合わせるとよいかがわかるだけの、日本語の力が十分備わっていません。どちらかと言えば、子ども向けのポータルサイトで、カテゴリを辿る方が、目的に叶ったサイトを見つけやすいだろうと思います。
2 子ども向けのポータルサイト
ポータルサイトによって特性があるので、代表的な二つのサイトについて、簡単にまとめてみます。
Yahoo!きっず:(http://kids.yahoo.co.jp/)
キーワードを入力して「さがす」をクリックすると、「サイト検索の結果」と「カテゴリ検索の結果」、「ページ検索の結果」が表示されます。
「サイト」は、キーワードについての「サイト」で、それが属するカテゴリが表示されているので、調べたいことがどのカテゴリに分類されているかがわかり、またそのカテゴリをクリックして、同様な内容のサイトを見ることができます。
言葉によっては、検索時の他の言葉との組み合わせも表示されます。
ふりがなは、Yahoo!きっずの中は、学年別にふりがなをふることができます。
Yahoo!きっずツールバーを使う(インストールする)ことにより、どのサイトでもふりがな付きにできます。
キッズgoo:(http://kids.goo.ne.jp/)
キーワードによって検索結果の表示形式が変わります。
キッズgooが、その言葉についてのカテゴリを持っていれば、それを表示したり(「キッズgooからの結果」)、その言葉とよく一緒に入力されて検索される言葉を教えてくれたり、ものによってはキッズgooの図鑑のページへのリンクが出たりします。
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