学ぶことの意義や意味

学校生活で,子どもたちは様々な学習や活動をしています。

教科の学習,総合的な学習,道徳,特別活動,さまざまな行事などなどです。

しかし,これらの活動は,ある意味毎年同じ時期に同じことをしていると言えます。ある学年のこのときには,教科はこの学習,行事はこれというように決まっているのです。

これをカリキュラムと呼び,予定調和的に,毎年同じことを繰り返していると言っても言い過ぎではありません。教師は,昨年度を例に,「例年通り」を合言葉に,同じことを繰り返しているのに過ぎないとも言えるのです。

しかし,子どもたちは,一年一年,新しいはずです。ある子どもにとって,その学年のそのときは,一生に一度しかないのです。

それでも,毎年行なっている行事や学習は,子どもたちの中にも予定調和化され,「それなら去年はこうだった」や「その学習はお兄ちゃんがやっていた」のように形骸化していくのです。

そうなると,子どもたちは,活動や学習に対して,その意義や意味を感じなくなります。なぜなら,そんなことを考えなくても,「毎年やっているから」「去年はこうだったから」ということだけを考えればよくなってしまうからです。

しかし,教師は,この意義や意味をこそ大切にしなければならないと思います。そうすることで,これからの学校外のことについて,いろいろと考える視点を身につけることができるからです。子どもたちに「これは,どういう意味があるのだろう」「どんな意義があるからこれをするのだろう」という視点を持つことができるのです。

今回,「七夕集会」という児童会行事について,このような問いかけをしました。最初,子どもたちは,なぜそんなことを問われるのかと不思議そうでした。しかし,上のような説明をして,この行事について真剣に考えることができました。

「何のためにするのか」

「それをするのとしないのと,何が違うのか」

「では,どのようにしなければならないのか」

このようなことを子どもたちは真剣に考え,今年の「七夕集会」を企画したのです。

残念ながら,今日は,雨で出来ませんでした。月曜日に延期です。しかし,行事の意義や意味を考えた子どもたちは,それが延期になっても,それに対する意欲は低下しません。

やはり,学習すること,活動することの,意義や意味を大切にしていきたいと痛感した,1日でした。

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服部英雄

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