目次
1.1 「新電子黒板ソフト」の活用(その3)
そもそも、電子黒板と板書の違いとは何でしょう?
そして、電子黒板を活かすにはどうしたら良いのでしょうか?
下の画像をご覧頂ければ、その違いに改めて気付かれると思います。
板書は、生徒に背を向けて黒板に書込む事。(物理的に言うと)
それに対して、「新電子黒板ソフト」は、板書形式をとらないで済む。
「新電子黒板」は、無線マウスやタブレットを使う事で、表示画面に指導者の姿を映しこむ事がなくなります。
先生が板書をしている時間や、生徒が板書を書き写す時間のロスがなくなります。
物理的な電子黒板を電子黒板としてだけ使っていると、これらのロスが少なくなる事はありません。
もちろん、板書をしたり書き写す時間がロスタイムだと言っているのではありません。これらの時間は、授業にとって大切な時間でもあります。(コミュニケーションの間合いの時間として)
逆にこれをロスタイムと考えると、子供たちの顔を見ながら、理解の進捗状況を判断しながら、授業を進められる事は、授業の効率化と理解度の効率化に適切な方法だと感じます。
つまり、物理的な電子黒板を単なる黒板の代わりに使っていては、子供たちの理解力を付けると言う点では、進歩がない授業になっているのではないでしょうか?
「ICT」は道具であり、先生方の工夫によりより良いものになる!
僕はそう思って、「新電子黒板ソフト」の開発をしています。
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