【教育実習 体験談】人生を決めるかもしれない教育実習

平成25年度、小学校(6年生)の教育実習を行ったHさんの体験談です。

いろいろな先生から学ぶ

実習中は基本的に担当のクラスにいることが多いですが、何度か他の学年の先生の授業を見学させて頂く機会があります。先生によって話し方や授業の進め方(自作プリントを使う、板書を子どもに任せる等)が異なっていました。

学年による違いも大きかったです。私は小学6年生で実習していましたが、1、2年生の授業を見ると、学習内容はもちろん、先生の話し方や黒板の字の大きさやひらがなの多さなど、同じ学校で学んでいることが不思議なくらい様々な違いにビックリしました。

何も分からない実習生なので、いろいろな方法で試してみることが大切だと思い、自分の授業に少しずつ先生方のやり方を取り入れるようにしました。小学校の先生になったら1~6年生の全ての担任になる可能性があることを考えると、目の前の子どもに応じて自分を変えていく柔軟性が大切なんだと感じました。

子どもとの距離感

教育実習は、学生として先生のお手伝いに行くのではありません。事前に「学生だけど先生としての立場で臨むことが大切だ」と何度も言われていました。しかし、いざ実習生としてクラスに入ると、子どもたちが興味を持って関わってくれるので、つい友達のような感覚で接してしまうことが多かった気がします。年齢が近いこともあり、気軽に話してくれるお兄さん・お姉さんのように思われている面もあるでしょうが、自分の中に「先生として接する」ということが定まっていなかったことが原因だと思います。

子どもとの関わり方という視点で担当の先生をよく見てみると、褒める時は子どもと一緒に心から喜び、叱る時は本気で叱っていました(怒鳴るのではなく、してしまったことがいかに悪いことだったかを分からせるように話す)。そのような姿を見て「良いこととダメなことの軸をぶらさず子どもに接すること」を大切にされているように思いました。
他に、子どもとの距離感について気をつけなければいけないことは、仲良くなろうとして深入りしすぎてしまうことです。子どもとの会話の中に家族や兄妹関係の話題が多く出ますが、中にはプラベートな事を話したくない子もいます。いろいろな話をして子どもとの距離を縮めることは大事ですが、その方法に気をつけなければいけないと思います。

また、学校やクラスの事など担任には言えない秘密を話してくれることもありました。子どもには、担任の先生には言えないけど、実習生に対してだから話せることもあるのだと思います。自分が先生になったら「そのように思う子もいる」ということを心に留めておこうと思いました。

周りの先生方の支え

全てが初めてのことだらけで毎日が必死でしたが、子どもたちはもちろん、周りの先生方にとても支えられた実習でした。研究授業を考える時には参考になる授業案を紹介してくださり、丁寧に相談にものって頂きました。研究授業当日や事後の協議会にも、たくさんの先生方が参加してくださりました。私がお世話になった小学校では3人の実習生がいましたが、実習全体を通して、実習生を受け入れてくださっている雰囲気や心遣いを強く感じました。お忙しい中でも、しっかり実習生のことをみて頂いたことがとても嬉しかったです。

これから実習へ行く方へ

教育実習は自分の人生を決定づけるかもしれない大切な時間です。
日々学ぶ姿勢を忘れず、素直な気持ちで臨んでください。

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