保育園・幼稚園・小学校の連携のポイント(高岡昌司)

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目次

1 幼稚園と小学校の人事交流の体験から~連携を深めていく上での現状と課題

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<小学校>幼稚園の学び”を意識しているか?具体的なイメージは持っているか?
・幼稚園は遊ぶところだと思っていた。
・幼稚園教育のきめ細かさに驚いた!
・幼児との向き合い方、とまどいのスタート
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<幼稚園>小学校を見据えた教育とは?学びが深化していくイメージはあるか?
・あまりの違いに驚きと戸惑いの連続急激な環境変化へ細やかな支援必要
・指導案の表現の仕方や書き方の違いに驚いた
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☆学びの連続性を考える上で・・・
・幼稚園は、遊びを通しての学びを具体で共有する。
・小学校の生活科を中心とした合科的な指導の工夫を。
☆発達の連続性を考える上で・・・
・年長者と小1で逆転現象をおこしている場面をどう意識するか。
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2 保幼と小学校における教育(発達と学び連続性)

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☆幼児の主体的な活動を促し,幼児期にふさわしい生活の展開
(時間的なゆとりある生活や活動)
☆「遊び」を通した総合的な学び
☆一人一人の発達の特性に応じた指導
☆「学習の芽生え」を育む
☆「後伸びする力」を培う

  ~~~発達や学びの連続性をふまえて~~~

(確かな学力・豊かな人間性・健やかな体)
☆教科として、教えるべき内容がある、教科書
☆タイムスケジュール(時間割)に基づく生活
☆机についての学習がある
☆低学年から高学年までの幅広い年齢集団

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保幼・・・生きる力の基礎を培う
  ↓
子どもの交流
  ↓
教職員の交流
  ↓
教育内容の交流
  ↓
小学校・・・生きる力を育む

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3 小学校教育の基盤をなす幼児教育

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①子どもの活動や教師の指導のあり方の説明
<保幼小それぞれの教育観や指導観の共有意識が重要>
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②保育の内容が教科の内容につながる
学び・・・数える、比較する、言葉で伝える
学習=教科内容+具体のイメージ、生活経験
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③保幼小の子どもの交流の意義の確認
小学校低学年・・・自己の成長過程の確認から自己形成へ、指導性、有能感、共感性の発揮
保育園、幼稚園・・・あこがれ、成長発達モデル、刺激

保育士・教員の相互理解と互恵性のある連携を!

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