1 はじめに
本記事では、JICA地球ひろばが公開している「実践事例・学習指導案」を紹介します。
2022年から施行される新学習指導要領では、「持続可能な社会の構築」を担い、「グローバル化する国際社会」を主体的に生きる資質・能力の育成が謳われています。JICA地球ひろばでは、そのような教育の実践の参考になる実践・指導案を紹介しています。
このような授業の実践事例が、各教科の中で国際理解教育・開発教育に取り組もうとされている先生方のヒントになれば幸いです。
(画像出典:JICA地球ひろば 先生・生徒のお役立ちサイト)
2 実践事例・学習指導案(JICA地球ひろば)
サイトはこちら
JICA地球ひろばでは、教員海外研修などの各事業の一環で多くの先生方が開発教育・国際理解教育の実践に取り組んでおり、このサイトには、そんな全国各地の先生方の開発教育・国際理解教育の実践が学年別、教科別に書かれています。
◯小学校の実践事例・学習指導案(例)
・しあわせのヒミツ〜サモアからのおくりもの〜
全学年に対して道徳・学活の時間で行った実践です。
・人に優しく 国際理解編:地球の課題を知り、自分ができることをしよう
小学6年生に対して総合的な学習の時間で行った実践です。
▷その他の小学校の実践事例はこちらから
◯中学校の実践事例・学習指導案(例)
・みんなが笑顔になるプロジェクトin Malawi
中学2年生の社会(地理)の時間で行った実践です。
・自分も世界も未来へ向かって ~パラグアイとの出会いから~
中学2年生の社会の時間で行った実践です。
▷その他の中学校の実践事例はこちらから
◯高等学校の実践事例・学習指導案(例)
・サモアの風にふかれて
高校1年の世界史の時間に行われた実践です。
・世界が幸せになるために
高校2年生の現代文の時間に行われた実践です。
▷その他の高等学校の実践事例はこちらから
3 関連記事
EDUPEDIAには、国際理解教育を取り入れた学校の実践も紹介しています。
・国際バカロレア(IB)を取り入れた学校(アオバジャパン・インターナショナルスクール・小澤大心先生)
また、EDUPEDIAにはこの他にも、先生に役立つ教材が掲載されているサイトも紹介しています。
・「地理総合」に向けてー地理教材サイトの紹介①ー
・「地理総合」に向けてー地理教材サイトの紹介②ー
ぜひ、併せてご覧ください。
4 編集後記
私が知る限りでも、国際理解教育・開発教育を授業に取り入れたいがどう取り入れていいかわからないという先生が多くいます。そのような先生方が授業に取り入れやすくなるような手助けができれば幸いです。
(EDUPEDIA編集部 辻)
コメント