わたしたちのくらしとまち「まちの絵地図をつくろう」

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目次

1.1 題材について

  • 題材のねらい

小学校学習指導要嶺「社会」第3学年及び第4学年の内容(1) 「自分たちが住んでいる身近な地域や市(区、町、村)について、次のことを観察、調査したり白地図にまとめたりして調べ、地域の様子は場所によって違いがあることを考えるようにする。」を受けて設定したものである。

ここでの学習として、自分たちが住んでいる身近な地域や東松山市について、社会的事象を実際に観察したり聞き取りなどの調査を行ったりする。そして、その結果を平面地図に表していく。この活動を通して、地図の基礎的な要素である地図記号や四万位を理解し活用できるようにしていくのがねらいのひとつである。

  • 児童の実態

本学級の児童は全体的に落ち着いており、まじめに物事を考えていく児童が多い。また、家族への聞き取り調査など、調べ活動に積極的に取り組み、調べてきたことを発表したり、友達の発表を聞いて考えたりすることにもよく取り組んでいく。自分たちが住んでいる身近な地域や東松山市に関心をもち、社会科の学習を意欲的に進めていこうという姿が見られる。

  • 指導にあたって

社会生活を送る上で、地図を利用する場面はたくさんある。本単元では、身近な地域を調べる学習を通して、地図の基本的な事項を理解させていく。その際、白地図をまとめる活動の中で児童自身の創意も取り入れながら、楽しく学習を進めさせ、印象的に身に付けさせていきたい。

1.2 小単元の目標

まち探検で調べてきたことをもとに、まちの絵地図をつくり、自分たちのまちについて気づいたことや思ったことを発表し合うことができるようにする。

1.3 小単元の指導計画と評価計画(5時間扱い 本時2/5)

1.4 教育に関する3つの達成目標」の取り組み

本時では、本校の学校課題研究で取り組んでいる『協働』による学びの場を設けている。そこでは、自分の考えと他者の考えを比較したり、それぞれのよさに気づいたりしながらよりよいものを作り上げていく学習を行う。この場面において、 「規律ある態度」の小学校中学年の達成目標の内容である「約束やきまりを守ることができる」の中の「先生の話や友だちの発表をしっかり聞き、発表することができる。」の項目を押さえながら指導にあたっていく。

1.5 本時の学習指導(第2/5時)

(1)目標

わかりやすい絵地図を作るためには地図記号が有効であることを知るとともに、誰もが理解できるような地図記号を考えていく。

(2)展開    ( 「教育に関する3つの達成目標」の取り組み)

1.6 講師プロフィール

岩本教裕 (東松山市立松山第一小学校)

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