教師力養成塾の集中講座 授業準備について

GOOD!
5246
回閲覧
57
GOOD

作成者: 牛嶋孝輔さん

授業準備について 1)タイムスケジュールを計画する。

まず、授業準備を行なう場合、教える学習内容を把握することから始めるのは言うまでもありません。

そして、その中で教えるべき内容の全体像をつかみ、どこをクローズアップするべきなのかを考えてい きます。

教科書の指導要領の中にもポイントや重視すべき内容が明記されていますが、それだけではなく、その 中でも特に何を生徒に印象付けたいのかを絞り込んでいくと良いでしょう。

それらを決定したら授業の計画を立てていきます。

 
1)タイムスケジュールを計画する。
2)発問計画・板書など授業内容を詳しく考える
3)宿題・確認テストなどを計画する

1)タイムスケジュールを計画する。

無計画に授業を始めてしまうと、必要な内容が終わる前に時間が終わってしまったり、予想以上 に時間が余ってしまったりします。始めに何をどれくらいの時間をかけて教えるのか、という大まかな計画を立てていきましょう。45分間の授業なら大きく分けて2つくらいで分割をすると良いかも知れません。

■時間計画の例(概略)

はじめ   5分・・・導入・訓示など

テーマ1  20分・・・単元学習(講義形式)

テーマ2  20分・・・実戦演習・解説(演習形式)

細かい内容を決めてしまう前に、この様にだいたいのスケジュールを決めてしまいます。

大体の計画が決まったら、詳細を考えていきましょう。 どのような話の流れで授業をするのか、を計画していきます。

私が授業準備を行なう場合に心掛けていることが「ポイントを絞り込む」と「教えたい内容から逆算して計画する」の2点です。

ポイントを絞り込むのは当然のことですが、教えたい内容から逆算するというのは、絞り込んだポイン トを生徒にどの様に説明すれば理解させられるのか、を考えるということです。

簡単に説明すると・・・

ポイントを絞り込む

ポイントを理解するのに必要な関連事項を書き出す

話をする順番や優先順位を考える

関連事項を教えるのに必要な知識を書き出す

復習事項や発問すべき事柄が浮き彫りになってくる

発問計画や板書計画を考える

以上のような流れで準備を進めます。

「書き出す」という作業の中では可能な限り、思いつく事柄を書き出して見ると良いでしょう。 不必要かも知れない内容でもとにかく書き出して見ることが大切です。

取捨選択はその後にすれば良いのです。 なぜかと言うと、その時、その内容を教えるときには不必要だった内容が、別の内容を教える時に必要 な知識であったり、アイデアになったりすることがあるからです。

まずは書き出してみて、その後、必要かどうかの優先順位をつけて、話の流れを組み立てていきましょ う。

魅せる授業をするための準備、これはあなたの授業でなければ聞くことができない、と思わせる話のネ タやパターンを作ることが第一歩です。

私は授業で学習する内容に関係する様々な小話を交えて生徒の興味を引き、それを利用して授業へと引 き込んでいきました。生徒はそれらの小話を楽しみにしてくれていたようです。

色々な体験談や豆知識を話してもらえる、と... しかしながら、実際には殆ど小話にかけている時間はありません。

生徒の注目、集中をさせるための道具として小話をして、そこから授業へと引き込んでいるだけです。

授業の内容自体はものすごく特別なことをしている、という訳ではありません。

でも、生徒は私に乗せられて集中させられた状態で授業内容を聞かされていますから、自然と分かり易い、と言われる様になっていきます。

さて、それではどの様な準備をすれば良いのでしょうか。

まず、授業で行う話の進行について計画を立てたなら、その話の切り出し方を考えて見ましょう。生徒の前に立って、あなたはどの様に話を切り出しますか?

生徒に「へぇ」「なるほど!」と言わせるにはどんな切り出し方をすれば、より効果的な話になるのか、 を常に考えておくと良いでしょう。

私はいつも、小話で生徒の集中を高めさせ、 授業の内容の中では重要なテーマについて「特別化」することを考えています。

「特別化」というのは、どうしても教えたい、という内容がいかに特別な内容なのか、という演出をし ようとすることです。そうすることで、何か特別なことを習ったかのように演出し、より深い印象にな るようにしているのです。

簡単な方法としては、
「強く大きい口調で説明をする。」
「身振りを一層大きくする。」
「表情、話を大げさにする。」
                などが挙げられます。

先生の姿でいかに大切で特別なものなのか、と示すということですね

ホームページはこちら
http://www.waseda-ac.co.jp/wis/training/winter.html

関連記事はこちら
http://edupedia.jp/entries/show/266

コメント

コメントはまだありません

    より良い実践のためには、あなたの励ましや建設的な対案が欠かせません。
    ログインして、ぜひコメント欄をご活用ください。