1 概要
本実践は学校教材活用指導法研究会の許可を得て、当該研究会の発行する「ミニ研修パッケージ」の内容を紹介します。
→ http://gakko-kyozai.jp/kpack.html
10~15分のミニ研修が20講座入っています。各校に1セット無料でお使いいただけるので、校内研修や学年での勉強会、初任者研修にぜひともご活用ください。 教材は授業や家庭学習に欠かせませんし、活用次第で基礎知識や学習習慣の定着にもなります。また教材の選び方や仕事を助ける便利ツールの紹介もされています。
2 研修パッケージの紹介
以下の一覧表のように、漢字ドリル、計算ドリル、家庭学習、評価、教材選定、便利ツールの6つの項目からなっています。
また、それぞれの研修については以下のように説明されています。研修の流れや、講師用トークマニュアルが同封されています。
お申し込みはこちらからお願いします。
→https://lolipop-gakko-kyozai.ssl-lolipop.jp/form/kpack/
制作者からの言葉
学校教材が誕生しておよそ80年。学校現場では毎日漢字ドリルや計算ドリル、ワークテストなど、学校教材を活用した学習が行われています。これらの学校教材は、各々の教師が独自のスタイルで指導していることが多く、その効果的な指導法については一般化されていません。
一方、近年、学校現場には若手教員が増え、ベテラン教員の教授方法を伝授しようという体制で若手教員の指導が行われています。若手教員からは、「もっとベテラン先生の日々の指導を知りたい」という声を耳にします。また、若手教員以外からも、「学校教材を活用した新出漢字の指導、ワークテストのやり直しのさせ方や宿題の提出のさせ方などは、どのように指導しているのだろう」などの、学力を身に付けさせるための指導の仕方を知りたいという声を耳にします。
そこで、私たち学校教材活用指導法研究会では、いくつかの学校教材を比較・分析し、授業や宿題で活用する際のノウハウを整理して教員研修に活用できる「学校教材の使い方ミニ研修」(全20巻)を制作しました。
子供たちの学力を向上させるためには、教師の指導力向上は欠かせません。毎日活用する学校教材だからこそ、「学校教材の使い方ミニ研修」を指導力向上のための教員研修にご活用いただければ幸いです。
主査:堀田龍也
3 研究会について
当該研究会では、ベテランの先生方にとっては当然の営みやノウハウが若手の先生方に伝わっていないのではないか、またベテランの先生方も自身の言動やその理由を説明できないのではないかという問題意識を持ちました。
そこで、これまであまり明示されていなかった学校教材の活用法をリーフレットにまとめました。
校内研修や若手の教師への指導のほか日々の中で参照し、授業に活かすことでよりよい授業つくりを提案しています。
学校教材活用指導法研究会の活動は以下のようなものです。
- 教材研究
- セミナー開催
- リーフレットの作成、配布
4 引用元
学校教材活用指導法研究会(http://gakko-kyozai.jp)
主査 玉川大学教職大学院教授 堀田龍也先生
学校教材の使い方 ミニ研修パッケージ
5 編集後記
教材は授業や家庭学習に欠かせませんし、活用次第で基礎知識や学習習慣の定着にもなります。堀田先生の言葉にもありますが、教材の活用法はあまり継承されてこなかったように思います。実際に物はあっても使いこなせなければ効果が薄れ、その価値も減少してしまいます。そこで、先人の知恵をまず知り応用して高めていってほしいと思います。
また、本パッケージでは教材の選び方や仕事を助ける便利ツールの紹介もされています。各校1セットは無料なのでぜひとも申し込みの上ご活用ください。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 水島淳)
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