防災教育に使える教材 -うさぎ一家のぼうさい荷作り-

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作成者: EDUPEDIA編集部 (Edupedia編集部)さん

1 はじめに

本実践『うさぎ一家のぼうさい荷作り』は、「家庭で備える防災グッズ」を児童生徒や家庭で学ぶための教材です。

どなたでも自由にダウンロードしてご利用いただけますので、地域・学校等での防災学習にお役立てください。なお、実践の際は併せて掲載している『防災教育振り返りシート』も配付していただけますと幸いです。

2 本講の内容

授業(学習)内容と目的
導入 : 自分で考えることの大切さを伝えよう
展開 : 家族で必要なものが違うことを伝えよう
まとめ : 災害はみんなで備えることだと伝えよう
ワークシート・評価シートダウンロード
イラストデータダウンロード

授業(学習)内容と目的

本授業(学習)では、防災と聞いて誰もがイメージできる「非常持ち出し袋」をきっかけにしながら、その中身について考えるだけでなく、家族(近隣住民等も)で話し合うことの大切さや、まわりの人とみんなで備えることの大切さ、すなわち

【防災】にとって重要な気付きを与えることを目的としています。
 教材はシンプルにワークシート一枚だけですので、どなたでも自由に利用することができます。少し工夫をして、ダンボール等を活用することでより楽しみながら学ぶことができます。

導入 : 自分で考えることの大切さを伝えよう

まずは学習者(児童生徒、地域住民等)にワークシートを配付してください。

ワークシートには「うさぎ一家」の状況が書かれています。うさぎ一家は「おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん、ぼく、わたし、赤ちゃん」で暮らしています。ワークシートは「ぼく/わたし」の視点で描かれていますが、学習者の立場で考えてもらって構いません(実際におじいちゃんならおじいちゃん、おかあさんならおかあさんの立場で)。

指導者(教員、講師等)は、まずここで「防災対策や非常持ち出し袋は”自分で考える”ことが大切である」ことを伝えましょう。

家族の立場によって、必要なものは違ってきます。それぞれの立場に沿った防災対策、持ち出し袋を考えることが重要になるためです。特に、高齢者や乳幼児には特別な配慮が必要で、一般的に言われている「非常持ち出し袋」の中身では対応できない場合があります。事前にひとりひとりが(自分で考えられない乳幼児の場合は、親が)自分に必要なものを考えることが大切です。

展開 : 家族で必要なものが違うことを伝えよう

「導入」で伝えたことをふまえて、実際にワークシートを使って作業をさせます。

ワークシートでは前述のとおり「ぼく/わたし」の視点で考えることになっていますが、そのまま「ぼく/わたし」の視点で考えてもよいですし、参加者それぞれが実際の自分の立場に照らし合わせて考えていただいても結構です。イラストから必要だと思うものを10個選ぶだけですが、ひとりひとりが自分の知識や経験から考えますので、様々な回答がでてきます。

指導者はどれが正解なのかを考えさせるより「自分で考える」ことの大切さを今一度伝えたうえで、家族で必要なものは違うことを伝えてください。その中で、もし自分が10個しか持てないとしたら、家族で助け合うために、自分はどんなものを持っていくべきかを考えさせてください。

また「スペシャル(空欄)」には自分で絵を描くことができます。このイラストの中には非常持ち出し袋に必ず入っている「あるもの」がありません。皆さんはそれに気付くでしょうか。そして、参加者はそれに気付くことができるでしょうか。
【答えが知りたい方はお気軽にお問い合わせください】➡ http://www.saigai.or.jp/contact.html

まとめ : 災害はみんなで備えることだと伝えよう

自分で10個選ぶことができたら、お互いにワークシートを見せ合い、班やグループの中で話し合わせてください。自分はどんな理由でそのグッズを選んだか、家族の誰のために、何が必要だと思ったかなどを積極的に意見交換させることで、防災を自分のこととして考えることができます。

指導者から模範回答を示す必要はありませんが、参考資料が欲しい場合は新潟市が公開しているこちら( http://goo.gl/Hf9pYL )の情報なども参考にしてください。

3 ワークシート・振り返りシートダウンロード

添付ファイル
添付ファイル
添付ファイル
★Word形式ですので自由にご利用ください。ダンボールを使った教材作成の方法も掲載してあります。
添付ファイル
添付ファイル

4 イラストデータダウンロード

添付ファイル

5 資料提供

災害救援ボランティア推進委員会
http://www.saigai.or.jp/
本記事に関するお問い合わせは 03−6822−9900 まで

6 編集後記

この実践では、災害への備えに関し「自分の頭で考えること」や、「周りを思いやること」の重要性を伝えます。これらは、単に非常持ち出し袋の準備をする際に留まらず、災害発生後においても非常に重要な姿勢です。ワークシートを利用した学びを通じ、多くの児童・生徒に身につけてもらえればと思います。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 薗田誠也)

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