目次
1 はじめに
この記事は、館山市立北条小学校において実践されたものです。北条小学校では昭和37年(1962年)から50年にわたって、「北条プラン」と言われる教育プランを打ち出してきました。北条プランはその間何回にも渡り、試行錯誤が繰り返され改善されています。本実践は2004年の「プランⅨ」から行われているものです。
- 情報共有の要 ~「カリキュラム管理室」の中身を探る~(館山市立北条小学校)
https://edupedia.jp/article/53233f8d059b682d585b6000
2 1・6交流(ひらがな学習)
北条小学校の小学校1年生と小学校6年生が交流をします。今回取り上げるのは「ひらがな学習」のみですが、水泳交流や学校探検交流、本の読み聞かせ、合同給食などの交流も日常的に行っています。また、6年生から1年生だけでなく、逆に1年生から6年生に感謝を表す機会があるのも北条小学校の1・6交流の1つです。
1.目的
異学年での活動を通して、心の交流を図る。
〇1年生
- 6年生にひらがなをテストしてもらい、正しく書けたか振り返るとともに、正しく書こうとする意欲を持つ。
- 6年生に感謝し、親しみを持つ。
〇6年生
- ひらがなテストや給食、遊びなど1年生とともに活動することを通して、最高学年としての自覚を持つ。
2.当日の流れ
3.準備
〇1年生
- ワークシート(1年用)用意。(下記参照)
- 名簿を6年に渡す。指導を多く必要とする子を知らせる。
- 1年生に必ず名札をつけさせる。
〇6年生
- 1年生とペアを作る。
- 1年生と6年生のどちらの教室で食べるかを決めておき、6年生の教室で食べる場合は、6年生が1年生の児童を迎えに行く。
- 赤青えんぴつ、又は、赤ペン青ペンを必ず持たせる。
1・6ひらがな交流会の資料
当日の流れ
ワークシート(1年生用)
実施教員の実践後メモ
事前に6年生にひらがなの書き順の確認をした。本時は終わった子は本を読んで1年生に聞かせた。給食を共にし遊んだことにより、より一層仲良く過ごせた。
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