目次
1 ねらい
これまでの学習をもとに、自分の成長を振りかえりながら、自分が大きくなるまでにどんな出来事があったかを双六によって表す。
2 展開
教師の働きかけと子供の意識 手だてと願う子供の姿
- 小さい頃に、いろんなことがあったんだな
勉強したことをもとに、どんなものを作りたいですか
- かみしばい
- 新聞
- えほん
- すごろく
- どんなものを作ることができるのか、参考になる良い資料を子供に提示する
小さな頃の思い出をいれながら、自分だけのすごろくを作ろう
- ふりだしは、生まれたときにしよう
- けがをしたときは、「3つ戻る」にしよう
- 誕生日のときは、「5すすむ」にしよう
- 新幹線に乗ったときは、「ワ−プ」だよ
- 迷い道や行き止まりも作りたいな
- 自分自身の思い出の項目がたくさんはいるように,これまで学習したことを振り返らせる。(たんけんカ−ド、思いでベスト10、お母さんの思いでベスト10、家族新聞など)
早く遊んでみたいな
- 意欲をもって、楽しみながらすごろく作りをして欲しい
3 考察
第11・12時は、これまで学習してきたことをもとに、自分が大きくなるまでにはどんなことがあったかを、振りかえるという視点で授業をすすめた。児童たちはすでにこれまでに学習してきたこと(「私の秘密クイズ」「自分が赤ちゃんだった頃の様子」 「小さな頃の思いでベスト10」「お母さんの思いでベスト10」「たんけんカード」 )をまとめ,1冊の本にしている。そこで,本時では,これらの資料をもとに、自分が大きくなるまでにはどんなことがあったのか、まとめることにした。
まず初めに、子供たちに、どんなものを作りたいか尋ねたところ、かみしばい・新聞・絵本などもあげられた。しかし、マラソン練習のために、すごろく形式のマラソンがんばりカードを持たせていたため、多くの子が,自分の思い出を入れた双六を作りたがった。そこで、自分の思い出を項目を入れた双六作りをすることにした。双六では「○つすすむ」「○つ戻る」というゲーム的要素があるため、この「すすむ」「戻る」のところに自分の思い出を入れるようにした。児童たちは自分にとって、嬉しいことがあったときには「すすみ」嫌なことがあったときには「戻る」にしていた。
反省点としてあげられることは、双六とはどんな物かもっともっと紹介すべきだったことである。児童の参考になるような双六を提示し、子供の想像を膨らめることが必要だったと思われる。
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