ポストの見学、ポスト作りをしよう

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子どもたちを郵便局や郵便の働きに目を向かせたいと考え、次のように呼びかけた。

提案1. 自分たちで届けることにした手紙ですが、本当の郵便みたいにポストに入れて出したいですか?

こう呼びかけると、賛成が多かった。しかし、ポストをどうやって作っていいのかはよく分からないようである。そこで、ポストの見学に出かけることにした。

活動1. ポストについて調べてみよう。

  • 集配の時間に合わせる。メモを取らせる。

学校の近くにポストがあるので、集配の時間に合わせて見学に出かけた。郵便局の人が来るまで、ポストの観察をしてメモを取ることにした。子どもたちがポストを見て気がついたことは、

  • 集配の時間が書いてある。    
  • 郵便のマーク(〒)がある。
  • 鍵がある。              
  • 雨に濡れないように庇がある。
  • 取り出し口の場所。

集配時間に合わせて出かけたのであるが、この日は時間がずれたのか、手紙を取り出すところを見ることができなかった。

見学したことをもとに、次の生活科の時間にポストづくりをおこなった。

活動2. 本物そっくりのポストを作ろう。

  • 4人一組で、1つのポストを作成した。
  • 本物のポストになるべく近づくようにした。
  • 材料は、ダンボール、色紙、画用紙を使用した。

ダンボールを自宅から持ち寄って、なるべく本物に近いポストを目指した。本物に近づくよう子どもたちが工夫したのは、次の点である。

  • 郵便のマーク(〒)をつける。
  • 投函口の上に庇をつける。
  • 手紙の取り出し口を作り、鍵も作る。
  • ポストの中に袋をつける。

活動3. ポストに自分が書いた手紙を入れよう。

作ったポストの中に、先に書いた手紙を入れさせた。こうすることで、郵便局の人のように手紙を届けたい、という思いを深めてほしいと願った。
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