わたしのせいちょう~わたしの小さな頃を紹介しよう

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目次

1 ねらい

自分が小さな頃の様子について、家族に聞いたり、調べてきたものをまとめ,それをもと自分の小さな頃について紹介する。

2 展開

・小さなころも調べたいな

「おもいでベスト10」を書こう 

  • ガラスで頭を切ったよ 
  • 手術で点滴をしたよ
  • 家族で旅行にいったよ

 
2~3才頃から現在までのことで、自分が印象に残っている出来事を「おもいでベスト10」にまとめる

自分の小さな頃に探検にいこう 
 
* オートバイにひかれたよ
* 8ケ月で立ったよ
* これが一才のときのお誕生日の写真だよ

探検カードに自分の思い出を絵や文で表現させる。この時写真なども探検カードに利用させる。

家族の人は自分のことでどんなことが思い出として残っているのか調べさせる。

もっといろいろ探検したいな 

3 考察

これまで児童は自分の赤ちゃん時代について振り返ってきた。
そこで、第9時・10時は自分の小さな頃について調べたり紹介をしたりする活動を行った。

まず授業の始めでは、自分の小さな頃の「おもいでべスト10」を書こうと呼びかけ用紙を配った。

児童たちは自分の小さな頃について忘れてしまっている子供が多かったので,何人かの子に自分の思い出を発表させて、「ああ、自分にも似たことがあったな」と思い出を呼び戻す手助けをした。

子供たちの思い出として、幼稚園のことや楽しかったことが最も多くあげられると予想したが、実際にあげられたものは違った。

子供たちの心に一番強く印象づけられていたのは病気やけがのことであった。
20人の子供が何らかの形で病気やけがのことをあげていた。

次に、「自分の小さな頃に探検に出かけよう」と呼びかけ、探検カードに小さな頃の思い出を絵や文で表現させた。

この時、家から持ってきた写真なども使って探検カードをまとめるとよりよいものができることを知らせ、まとめ方のよい作品についてはその紹介を行い、参考にさせた。

児童たちは喜んでこの探検カードをまとめていったが、時間が45分しかなかったため、一人平均1~2枚の探検カードを書くに留まった。
もう少し、多くの作業時間を取ったほうがよかったことが反省としてあげられる。

最後に、親には、自分を育ててきてどんな思い出があったか理解させるために、家の人に思い出を尋ねてくることを家庭学習とした。
親に思い出を尋ねていく活動の中で、自分は親に大切に育てられていることに気が付いていって欲しい。

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