学級目標の掲げ方!

32

—-

今までにどんな学級の目標(学級訓・クラスのめあて)を掲げたことがおありですか?

よく使われる言葉としては

「元気に」「明るく」「楽しく」「笑顔で」「仲良く」・・・

高学年になりさらに気合いが入ると

「最高の」「努力」「幸せ」「We can!」・・・

どれもいい言葉ですよね。前向きで,いいクラスにしたいという思いがこもっていて,ワクワクします。

しかし,見方を変えると,あいまいな感じもしますね。

何をもって「元気」?

何をもって「仲良く」?

何をもって「幸せ」?

どのクラスもこれらの目標に向かっていろんな策を練り,いろんなことにチャレンジし,奮闘する毎日を送っているはずです。

しかし,がんばるからには,もっとはっきりとした目安がほしい。

どこまですれば達成したという,実感がほしいものです。

そのためにも,

目標は,できるかぎり数値化する!

これは効果的です。

掲げた大きな目標を,さらに具体化し,それを数値化するのです。

例えば

「元気なクラス」 → 1週間に3回は,クラスみんなで体を動かして遊ぶ!

「仲良しクラス」 → みんな,1日のうちに2人へ「がんばってるねカード」を書いてあげる!

「幸せクラス」  → 毎月の「幸せアンケート」で,クラスの合計ポイントが300pを超える!

こうすると,子どもたちも,目標達成のめやすがはっきりと分かり,そのために何をすればよいかが分かるようになります。目標に向かってがんばろうという気持ちも高まるでしょう。

担任としても,自分の主観的な目から「元気なクラスかどうか」を評価すのではなく,数値をクリアできたかどうかで,だれもが納得のいく評価をしてあげられるようになります。

さらに,その数値をクリアするための限定的な取り組みになってしまわないように,クラスの実態に応じて,いくつかの小さな数値目標を掲げるのもいいでしょう。

ちなみに,この目標数値化の攻略法は,クラスの目標に関してだけでなく,普段の授業や,委員会活動,清掃活動などにおいても効果的だと感じます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次