「うざい」「キモイ」「KY」・・・
「MK5」とは,「まじでキレる5秒前」という意味だそうです(笑)
テレビの影響が一番大きいのでしょう。
子どもたちは,学校でも競うように間違った日本語を乱発したがりますよね。
教師としてこれを野放しにしておきたくはないですね。
しかし「そんな言葉は間違ってるよ。使わない方がいい。」とストレートに言っても効果はありません。
間違ってるかどうかではなく,流行っているかどうかが子どもにとっては重要なようです。
そんなときは,子どもの心理を逆手にとって,こうしてみましょう。
その言葉はすでに時代遅れであることを教える!
これが効きます。
そのような言葉を得意気に使う子がいたら,こう教えてあげましょう。
「え?今の言葉,けっこう前にテレビで流行ってたよね。でも最近は,もう古いから使わなくなってるらしいけど,先生,久しぶりに聞いたなぁ。」
実は今でも若者が多く使っていたとしても,こう言うのです。
さらに,少し鼻で笑うような感じで
「ねえ,○○さん。だよね。」
などと,つられて「はい。」と言ってくれそうな子に,あいづちを求めちゃいましょう。
今どきの子どもたちは,何よりも「時代遅れ」であることを嫌がります。情報化社会の影響です。そこを利用するのです。
ふさわしくない言葉や態度は,「時代遅れである」と指摘してあげる。
そして,「今はだんだん若い人たちの間でも,正しい日本語を使う方がかっこいいって,言われ出してるんだよ。」ぐらい,諭してもいいのではないでしょうか。
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