3年生初めての社会科授業

3年生の子供たちにとって社会科は未知の教科です。
1回目の授業では「社会科とは何か」をテーマにして、オリエンテーション的な学習をすると効果的です。

「社会とはなんでしょう」

まず子供たちに問いかけましたが、答えられる子はいませんでした。
「わからない言葉は辞書を引くんだよ」と国語辞典を取り出して引いて見せました。
子供用の辞書には「世の中のこと」、大人用の辞典には「共同生活を営む人々の集団」という表現で説明されています。
子供たちには何のことやらわかりません。易しい言葉に直して説明します。

「みんなで一緒に生活する人々の集まりのことだよ。みんなの中で一人で生活している人、独り暮らしの人はいますか。」
当然いません。

「では誰と暮らしていますか。」
家族という反応が返ってくるでしょう。

「家族も、みんなで生活している人の集まりですね。みんなが今いるここはどうでしょうか。そう、学校も、社会も一部ですね。」
このようにして、「家族」「学校」「町」「東京都」「国」「世界」と空間の広がりを板書していきました。

「生活科では家族や学校のこと、町のことを勉強したはずです。3・4年の社会科では町や東京都のことを勉強します。日本の国のことも少し出てきます。5・6年の社会科では世界のことも出てきます」
世界の勉強もすると聞いて驚いている子もいました。

ここでは空間の広がりだけに触れました。社会科では時間的な広がり、つまり歴史の学習も扱いますが、ここで話すと混乱するので触れません。

ここで世の中の仕事について話題を広げていきます。

「君たちや友達は子供です。人々は子供と大人に分けられますね。大人にはみんな役割があります。先生は、子供たちに勉強を教えるのが役割です。他に世の中にはどんな仕事があるでしょうか」
どんどん言わせていきます。整理しながら板書していきます。

「お店は何をする仕事?」
尋ねると「品物を売る仕事」と答えてくれました。そんな風に仕事を仲間分けしていきました。

「ものを作る仕事」「食べ物を作る仕事」「助ける・守る仕事」「売る仕事」「運ぶ仕事」「教える仕事」「研究する仕事」「治す・直す仕事」「楽しませる仕事」

が出てきました。
最後にそれぞれ何年生の学習に出てくるかを話してから、「わかったこと、思ったこと」を書きました。

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ゲンタ

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