小学校4年生・社会 伝統や文化を生かすまち「東京染小紋」-本物のすごさを実感させる資料-


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1 概要

この実践は(株)教育同人社の許可を得て、「はなまるサポート」の学習指導ポイント一覧の実践を転載しています。

実践の続き(無料)をご覧になりたい方は最下部のURLからお願いします。

また、記事最下部から実践がPDFでダウンロードできます。

2 実践内容

(1)本物は言葉を超える力あり!

これは、着物の問屋さん(中央区人形町)で手に入れた、東京染小紋(江戸小紋)の型模様の見本をコピーしたものです。型を彫る職人さんは、このように見本を作り、問屋さんの許可が出ると、反物の幅に合わせて本当の大きさの型紙を彫っていきます。

私がこの型紙を見たとき、「何て細かい、本当にきれい。」と感動しました。この繊細な模様を子どもたちに見せ、感動を共有したいと思いました。そして、「伝統や文化を生かすまち—東京染小紋—」の単元の導入の資料にしました。子どもたちの反応は、勿論予想どおりでした。型紙を明るい光にかざし、一人一人に見せてあげると、みな、「わぁおー」とその細やかさ美しさに感動していました。型を彫るという伝統技能のすごさが言葉を超えて伝わった瞬間でした。

単元の導入、つまり第1時間目は、これからこの学習に取り組んでいきたいという気持ちを起こさせなければなりません。そこで、型紙の他に、私の手持ちの反物にも触れさせてあげることにしました。

(2)導入の授業の実際

1 小単元の目標

「東京染小紋」が新宿区落合周辺でさかんになったわけやその製造工程、国内の他地域とのかかわりについて、実物に触れたり、映像、副読本、インターネット等を活用したりして調べ、優れた技術が継承され続けている意味や役割を考え、パンフレットにまとめることができる。

2 本時のめあて

東京染小紋の型紙や反物に触れることを通して、東京に伝わる伝統技術のすばらしさを実感するとともに、東京染小紋について調べていこうとする意欲をもつ。

3 本時の流れ

※○(子どもの活動)・(教師の主な発問、説明)

<評価>東京染小紋について調べてみたいことを具体的に考えることができたか。

(3)実際に使った資料の紹介と子どもの反応

 ① 資料③の写真について。

日本橋のデパートで行われた東京の伝統工芸展で許可を得て撮ったものです。並んでいる反物、広げてある着物、着物を着ている人が写っているので、反物を普段見ない子にも分かり易く、反物と着物の関係を理解する助けになりました。

 ② 資料④ 東京染小紋の型紙を見ての反応。

私はだまって型紙を蛍光灯の下にかざし、子どもたちを一列に並ばせ、一人一人にじっくり見せました。前の友たちの表情の変化を見て、待っている子は、早く見たいと期待が膨らみます。自分の番がきて、光に浮かび上がる細かい模様を見ると、どの子も予想以上の美しさに表情が変わります。

実践の続き

続きははなまるサポート本サイトでご覧下さい。
http://www.djn.co.jp/support/special/point/docs/2012/1/4/3.php

実践全体のダウンロードもできます。
添付ファイル

3 実践者紹介

初等教育研究所:加藤 良子
元公立小学校教諭、23年3月末で退職。
38年間に4区5校で勤務する。各区で社会科部に所属。地域教材を開発して、各学校で実践してきた。
趣味は、江戸の歴史や文化に親しむこと。月に数回、江戸東京博物館で展示ガイドボランティアをしている。

4 サービス紹介

同社の「はなまるサポート」では、若い先生のための授業ヒント集として、毎月の学習指導ポイントを細かく解説をしたり、不明点や疑問点などを無料で相談できたりします。
http://www.djn.co.jp/support/

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 坂本一途)

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