目次
1 はじめに
この実践は、学校の外国語活動(英語活動)に取り組む先生たちを応援する目的で作られたサイト「使える外国語ネタ!」から許可をいただき転載しております。
2 実践内容
パワーポイントでクイズ
“What's this?”と言ってパワーポイントでプレゼンテーションをします。パワーポイントは以下の工夫をします。
①図形で一部分を隠す方法
- 一部分を隠しておく。写真の上に図形を配置します。
- クリックしたら図形がなくなり、写真だけになるようにします。
- 最初は全然分からないスライド→少し考えれば分かるスライド→誰でも分かるスライドにします。
②アニメーションを使う方法 (トマトの写真を例にとって)
- トマトの写真をスライドに配置します。
- トマトの写真が左から入って右に出るようにします。アニメーションを設定します。
- 1枚目は最初はごく小のトマトの写真を→2枚目は超特大のトマトの写真を見せ→3枚目は少し考えれば分かる内容にします。
クイズ例(https://docs.google.com/presentation/d/12xgKa44lySAiMleMlQqrF12buzpSXmT8/edit?usp=sharing&ouid=111369162045602416974&rtpof=true&sd=true)…このLessonとは関係ありませんが、こんな風に作るという例です。
カードに書いてあるものを当てるゲーム
- 子どもA(以下A)が白い紙に物を書きます。例えば「りんご」と書きます。※紙に書くものは外国語活動の時間に習ったもの・ことにします。
- こどもB(以下B)に見えないように、紙を裏返します。
- Aは“What's this?”と言い、Bは紙に書いてあるものをあてます。
- Aはヒントを言います。(“It is red.”など)日本語でもいいです。
- Bは英語で答えます。“It's apple.”
Lesson7はネタがいっぱいです
What’s this?を使って様々なネタが考えられます。
- 「紙を折って、What’s this?」「シルエットクイズ」など(サクラクレパスホームページ)
- ブラックボックスを使って (中身は触ったときにリアクションがおもしろそうなもの)
- 絶対分かりそうにない漢字を使ってクイズ(例)「海豚」を見せて"What’s this?"
- ジェスチャーをしてそれを当てる。“What’s this?”
学習のまとめでグループ対抗クイズ大会などをすると楽しいです。
3 実践者紹介
古賀 真也(こが しんや)
埼玉大学教育学部卒業。大阪府池田市公立小学校勤務。
中学校と高校の英語の教員免許を所持している。「学級担任が進める英語 」をテーマに、小学校英語の研究を進めている。(2014年8月時点)
4 編集後記
普段使わないパワーポイントを使用することで、子供たちの気分はいつもと少し違いウキウキします。先生お手製のパワーポイントでオリジナルのクイズを作成しもっと英語を好きになってもらいましょう。そんなアイデアが込められた実践です。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 石川瑛士)
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