パクちゃんで、等号・不等号を覚えよう(シリウス)

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
http://homepage1.nifty.com/moritake/

2 実践内容

口を大きく開けた魚の絵を黒板に貼って、子ども達にお話をした。

【 説明1】

今日は食いしん坊で、腹ぺこのパクちゃんを連れてきました。大きいものを見ると、すぐにパクッと飛びついてしまいます。

ここまで話すと、子ども達は身を乗り出してきた。そこで黒板に、りんごとバナナの絵を描いて尋ねた。(左側は3本、右側は2本)

《発問1》

さて、パクちゃんはどちらに飛びつくでしょう?

絵を見ればすぐにわかるので、「ハイハイハイ」とやかましいくらいである。すぐに左側に飛びつくことがわかった。

左が大きいパクちゃんと、右が大きいパクちゃんの2つを用意して、いくつか問題を解いたあと、少し意地悪問題。左側3本のバナナと右も3本のバナナの絵を描いて、

《発問2》

さて、パクちゃんはどちらに飛びつくでしょう?

子ども達これには少し困ったようで、あれこれ理屈をつけて理由を言おうとしますが、全て却下。そこで私の登場です。

【説明2】

みんな困ってしまいましたね。パクちゃんも困ってしまいました。これをギョロ目のパクちゃんと言います。

等号記号(=)を口に見立てた、ギョロ目のパクちゃんの絵を出すと、みんな「アハハ」と大笑い。

最後に、記号について説明をした。

《発問3》

ところで、パクちゃんの体の中で、一番目立つところはどこですか?

  • 口が大きい
  • ギョロ目のパクちゃんは、ムムム…の口(=)になっている。

【説明3】

数の大きいのことを表すときは、大きい方に向かって>、<などの記号を使います。また、同じ大きさのときには=を使います。

3 プロフィール

静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

4 書籍のご紹介

「教室掲示 レイアウトアイデア事典」(明治図書2014/2/21発売)

「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)

「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)

「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)

5 編集後記

等号・不等号を感覚的に理解するための実践です。算数・数学にはたくさんの記号が出てきて混乱してしまいがちなので、本実践のような感覚的に理解する指導は効果的だと思います。他の記号の説明をする際にもこの実践を参考にしてみると良いかと思います。

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 阿部由和)

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