やさい探検隊 ~総合的な学習

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目次

1 題材の目標


・身近な野菜に関する課題を自ら調べ、野菜についての考え方や見方を深める。
・友達と協力しながら課題を追究し、家族や地域と積極的に交流する技能を身につける。(3年)
・コミュニケーション能力を身につける。(4年)
・野菜に関する知識を深め、実践したことと関連付けながら、「収穫祭」としてまとめをし、 お世話になった方に感謝の意を伝える。(3年)
・他者に対して効果的に発信する。(4年)

2 題材について


・ 今回の題材では、食育の一環として、野菜という食材に焦点を当て、学習を深める。野菜は、毎 日口にする食材の中でも一番身近なもので、種類も多い。また、日々の健康のためにも欠かせない 重要な食材である。野菜を育てるために土を触り、自分の体で自然の息吹を感じながら種まきから 収穫までを行うことで、食材への考え方や見方がより深まると考える。 今回の学習をきっかけとして、野菜を含め、あらゆる食材に関心を持ち、栄養バランスに気をつ け、日々の食生活を大切にする態度の基礎を養いたい。そうすることで、5、6年生での家庭科学 習がより深まるようにつなげていきたい。
・ 子ども達は、ふれあい農園活動の中で、栽培活動に取り組んでいる。毎年多くの地域の方に協力 していただき、キュウリやトマト、サツマイモなどの作物を育てている。また、家庭では、祖父母 が同居、もしくは近くに住んでおり、野菜を栽培している家庭の児童の割合は半数を超えている。 しかし、野菜嫌いが多く、給食でも毎回残してしまう、野菜の旬の時期がいつなのかよくわからな い、野菜の名前が言えない、などの子ども達の実態がある。
3・4年生の学びの状況としては、みんなで話し合い、取り上げた課題に対しては、とても積極 的に関わろうとするよい姿勢がある。しかし、課題に向き合った過程をまとめ、成果や次への課題 を見出そうとする段階では、どうしたらいいのかわからなくなり、指示待ちや、友達任せにしてし まいがちである。
・ そのため、「やさい探検隊」の活動では、子ども達との話し合いの中で、目指すところがイメージ できるように進めたい。そして、中間発表をまとめるにあたっては、異学年の3つのグループの発 表とし、互いに協力しあうことの大切さを感じさせたい。まとめについては、見ている人に何を伝 えたいのかをはっきりさせ、見ている人に楽しくわかりやすく伝わるようにすることをポイントと して意識させたい。また、発表について子ども達同士の評価はもちろん、地域の方のお話もうかが い、さらによいまとめとするために役立たせたい。

3 指導計画(全51時間)

4 本時の目標


・自ら進んで野菜についての発表に取り組み、他グループの発表を聞きあうなかで、野菜について の新しい発見をすることができる。
・グループの友だちと協力して発表に取り組み、 自分の役割を果たそうと努力することができる。(3年)
・わかりやすく相手に伝えるにはどうすればよいかを考えながら、発表に取り組むことができる。 (4年)

5 準備物


・グループごとに発表内容をまとめたもの。
・発表メモ

6 本時の展開

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