1 はじめに
この記事は文部科学省の臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイトの中の、「子どもの学び応援コンテンツリンク集」の内容を抜粋し、加筆・修正したものです。臨時休業期間中における学習に役立つコンテンツを紹介しているサイトです。(最終閲覧日:2020年5月4日)
新型コロナウイルスの感染拡大は教育現場にも大きな影響を与えており、対応に追われている先生も多いのではないでしょうか。EDUPEDIAでは、必要な情報が教育関係者に届くように、【コロナと向き合う】特集をはじめました。
新型コロナウイルス感染症の影響で余儀なく休校になってしまっている子どもたち、保護者のみなさま、先生方に今だからこそできる学びについて考えてほしいと思っています。
このサイトではマスクの作り方やおすすめの学習動画、体験学習、読書、体を動かす、など様々な学習方法が掲載されています。
②はこちらからご覧ください。
2 子どもの学び応援コンテンツリンク集(前編)
マスクを作りたい!
この項目の中では、今、まさに生活必需品となっているマスクの作り方を紹介しています。経済産業省が、新型コロナウイルスから身を守る方法や他人にうつさないために心がけることをわかりやすく紹介する動画を作成しています。さらに、布製マスクの洗い方や、教育委員会監修のPDFもアップされています。
動画で学びたい!
NHK
NHKは数多くの教育番組と動画クリップを掲載しています。学習の進捗状況に合わせて見ることができます。
さらにNHK教育テレビジョン(Eテレ)では、平日の午前10時25分から午後0時と、午後1時5分から午後2時まで、マルチチャンネル(023)で子どもの学習に役立つ番組などを放送しています。
○NHK for School
○NHK高校講座
文部科学省YouTube/mextchannel
文部科学省のYouTubeチャンネルにて、学習に役立つ以下の動画が公開されています。
○情報化社会の新たな問題を考えるための教材(動画教材)
学校で情報モラル教育を行う際に、児童生徒が視聴することを想定した動画教材です。
動画教材は、インターネットやSNSをめぐるトラブル等をテーマとしたもので、導入編(本編)と解説編で構成されています。
○ことば食堂へようこそ!
意味の理解の違いが生じやすい20の慣用句等について、やり取りの失敗例や意味の違いが生まれる背景を紹介する動画です。
○方言アフレコ体験教室
東日本大震災の被災地(八戸、釜石、仙台、福島、大洗)を舞台に、共通語や各地の方言でアフレコ体験を行える動画です。
文部科学省選定映画
教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用される映画その他映像作品等を「文部科学省選定」又は「文部科学省特別選定」とし、紹介しています。
〇一般劇映画等選定一覧(2019年度)少年・家庭向け
〇一般劇映画等選定一覧(2018年度)少年・家庭向け
放送大学
放送大学は、BSテレビ(231・232ch)・ラジオ(531ch)放送やインターネットを使っていつでもどこでも学ぶことができる大学です。15歳から授業科目が学べます。
BSテレビ・ラジオ放送は誰でも無料で視聴できるので、お気に入りの授業科目を探してみましょう。
〇放送大学お試し視聴動画
〇放送大学YouTubeチャンネル
〇放送大学番組ガイド
京都教育大学
京都教育大学では、2016年より算数・数学科を中心に、無料で各教科の学習ができる動画専用サイトを立ち上げ運用しております。現在,約2200本の動画コンテンツを制作しています。
〇公式YouTube kyokyochannel
同大学の学生が作成した小・中・高校生向けの補助教材動画や、在日外国人の子どもたちの学習をサポートする多言語対応版の動画も配信しています。
〇補助教材動画
新国立劇場「巣ごもりシアター」
新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇という現代舞台芸術のための、我が国唯一の国立劇場です。公演記録映像を期間限定でストリーミング配信する「巣ごもりシアター」では、『魔笛』『トゥーランドット』などの名作オペラを、日本語字幕付きで週替わりで配信いたします。
〇巣ごもりシアター
体験しながら学びたい!
国立科学博物館
国立科学博物館は、1877(明治10)年に創立され、自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。調査研究、標本資料の収集・保管、展示・学習支援等を推進することで、子どもから大人まですべての人々が、地球や生命、科学技術に対する認識を深めることに貢献します。
○ 常設展の情報公開
日本芸術文化振興会
日本芸術文化振興会は伝統芸能の保存及び振興を行っています。
以下のサイトでは、能楽・歌舞伎・文楽などの伝統芸能について学べるコンテンツがそろっています。
○文化デジタルライブラリー「舞台芸術教材」
東京国立博物館
東京国立博物館は国立文化財研究機構に属し、文化財の収集と保存・活用を行っています。
以下のサイトでは、家にいながら博物館を楽しめるようなコンテンツを掲載しています。
〇おうちで楽しむ博物館(特集「おひなさまと日本の人形」YouTube配信)
〇Google Arts & Culture(おうちにいながらバーチャルツアーで博物館を楽しめる)
〇オリジナルのぬり絵DL(子供が家で楽しむツールとして提供)
〇【オンラインギャラリーツアー】猪熊研究員が語る、特集「朝鮮王朝の宮廷文化」
京都国立博物館
京都国立博物館も同様に、国立文化財研究機構に属し、文化財の収集と保存・活用を行っています。
トラりんチャンネル展覧会では、家にいながら博物館を楽しめるようなコンテンツを掲載しています。
文化庁広報誌ぶんかる(文化庁)
マンガで博物館・美術館を紹介する「博物館ななめ歩き」や、棋士やシェフが自身の仕事を語る「暮らしの文化」など、文化に関する様々なコンテンツを掲載しています。こちらもご覧ください。
OKAYAMA・おうちLab.(おかやまおうちラボ)(岡山県生涯学習センター)
子どもたちがオンラインを通じて、自宅等で楽しみながら主体的に探究的な学習に取り組めるよう、たくさんのコンテンツを掲載しています。例えば、科学実験や歴史探究、体力アッププログラム、恐竜やぶどうなどの専門家によるミニ講義などの動画、火を使わずにできるクッキングレシピなどがあります。こちらもご覧ください。
本を読みたい!
きみの一冊を探そう!(子供読書推進)
読書関係団体がおすすめ本の紹介をしています。
〇ご家庭で過ごす児童生徒の皆さんと、その保護者の方へ(公益社団法人全国学校図書館協議会(SLA))
〇科学道100冊ジュニア(理化学研究所)
〇科学道100冊2019(理化学研究所)
体を動かしたい!
家庭でできるスポーツメニュー
家庭で、一人または、親子でできるスポーツメニューをご紹介します。
〇子どもの体力向上ホームページ(公益財団法人 日本レクリエーション協会)
〇Myスポーツメニュー(スポーツ庁)
〇子どもの運動あそび応援サイト(スポーツ庁)
みんなで学びたい!
高校生みらいラボ (株式会社キタイエ)(高校生みらいラボ実行委員会)
オンラインLIVE中継を通じて、社会で活躍する大学生や社会人とやりたいことや将来のことについて話をしたり、学校外の仲間と話し合ったりする、学びの機会が設けられています。
〇高校生みらいラボ
カタリバオンライン(NPO法人カタリバ)
子どもたちが、毎日オンラインで集まれる、学びと遊びの居場所。朝夕のホームルームにより子どもたちの生活リズムを整え、英会話や音楽、運動や勉強などの多様なプログラムが揃っています。これにより、子どもたちの意欲と創造性を引き出します。
〇カタリバオンライン
3 編集後記
文部科学省が発信している内容は多岐にわたり、どれも子どもたちの学びに生かすことができると感じました。休校期間をプラスにとらえて、今しかできない学びに取り組んでみるのはいかがでしょうか。
(文責・編集:EDUPEDIA編集部 千葉)
4 関連記事紹介
「コロナと向き合う」というキーワードの記事はこちらをご覧ください。
「【特集企画】EDUPEDIA×コロナと向き合う」も併せてご覧ください。
また、文部科学省の臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイトを紹介した記事は下記の通りになります。
- 小学生向け学習支援コンテンツ①(文部科学省)【コロナと向き合う】
- 小学生向け学習支援コンテンツ②(文部科学省)【コロナと向き合う】
- 中学生向け学習コンテンツ①(文部科学省)【コロナと向き合う】
- 中学生向け学習コンテンツ②(文部科学省)【コロナと向き合う】
- 高等学校における学習支援コンテンツ 専門教科・科目(職業教科)(文部科学省)【コロナと向き合う】
- 高等学校における学習支援コンテンツ 共通教科・科目等(文部科学省)【コロナと向き合う】
- 子どもの学び応援コンテンツリンク集①(文部科学省)【コロナと向き合う】
- 子どもの学び応援コンテンツリンク集②(文部科学省)【コロナと向き合う】
- わくわくサイエンスリンク集(文部科学省)【コロナと向き合う】
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