教師基本のキ③ まずは教師が率先して

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はじめに

立場上、初任者や初めて担任をする臨任に指導や助言をすることが多くあります。若い先生を見ていると「いい授業をしよう」という気持ちを感じるのですが、「授業以前のこと」で上手くいっていないことの方が多いのです。そして、そのことを具体的に指摘しアドバイスすると、見違えるように授業がよくなることが分かりました。

これらの経験から、これまで「当たり前過ぎて発信するまでもない」と思っていたことも、実はベテランのノウハウが詰まっていて、発信する価値のあることということが分かりました。そこで、「授業」以前の「基本のキ」をシリーズ化し、若い先生に役立ててほしいと思います。また、中堅・ベテランの先生にも自分の指導を見つめ直すきっかけになれば幸いです。

1 子どもに言ったことを教師自身がしていない

「教師基本のキ③」で

私が若い先生の授業を見に行き、よく見かけるのは次のような場面です

日直が「気をつけ」と言っているのに、先生が気をつけをせず、授業の準備をしている

ということを書きました。

号令の場面に限らず、子どもに指示したことを教師がしていない場面をよく見かけます。

  • 体育の「気をつけ」「体育座り」
  • 避難訓練の「マスクで口を押さえる」
  • 朝の会の時、「発言者を見ずに丸つけや連絡帳を見る」

などです。このように探すとキリがないという思います。

2 まずは教師が手本を

子どもは教師をよく見ています。最初の頃は教師の指示にしたがっていても、

「先生はしてないじゃん。ずるい。」

と思われてしまったら、あっという間に統制がとれなくなります。まずは教師が手本となり、場面場面に応じた行動をどうすればよいのか、子供たちに伝えてゆきましょう。

3 プロフィール

千葉教生(ちば のりお)
長年公立小学校で勤めたのち、現在はフリーランス教師として様々な学校で非常勤講師としてはたらく。学校勤務が終わったら、塾、教材開発の仕事、プログラミング教室講師などをしつつ趣味の車を楽しむ。

前横浜市立公立小学校副校長。学習情報教育センター参与、EDUPEDIA社会人スタッフ、メディア教育研究会事務局、freedu代表。

(2021年8月時点のものです。)

4 関連ページ

教師基本のキ①  子どもをよく見る ~授業を進めるよりも大切なこと~ | EDUPEDIA

教師基本のキ② 授業開始の号令を大切にする | EDUPEDIA

教師基本のキ③ まずは教師が率先して | EDUPEDIA

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