1 概要
この実践は(株)教育同人社の許可を得て、「はなまるサポート」の学習指導ポイント一覧の実践を転載しています。
実践の続き(無料)をご覧になりたい方は最下部のURLからお願いします。
また、以下のURLからも実践を読むことが出来ます。
http://www.djn.co.jp/support/special/point/docs/2011/5/4/1.php
2 はじめに
社会科は、文字通り私たちが生活している「社会」を学ぶ学習です。ですから、できるだけ機会をつくって地域とかかわっていくことが大切です。
特に、中学年は学習する内容が地域と密接にかかわっています。教科書や区市の副読本があっても、具体的な内容は一致していません。そこで、地域学習のポイントについて事例をあげつつご紹介いたします。
3 3年生<学校のまわり>
① 事前に計画したコースを実踏する。できれば、前年度までに経験した先生が付き合ってくれるとベストです。
② 学習のねらいをしっかり把握し、ねらいに沿ったコースや場所、立ち寄る施設を選ぶようにします。
土地の様子が分るコース(土地の使われ方、土地の高低など)
- 公共施設
- 幹線道路、駅、停留所
- 古くから残る建造物
- 地域の人に親しまれている施設 etc.
③ 子どもたちが立ち寄る施設には、必ず『☆何時、☆何人ぐらい来る、☆必要な時間の目安、☆どんな話をしてほしい、☆見学したい内容』などをすぐに伝えられるように準備しておきます。
④ 施設によっては、事前に打ち合わせに行くことを知らせておきます。
⑤ コースに安全上の問題はないか、トイレはどこで利用できるかを実踏しながら調べます。
⑥ 実施する日は天候にもよるが、水筒を持たせるとよいでしょう。
<S小学校の場合>
☆コースは3コース
1、住宅地 2、商店が多い幹線道路沿い 3、土地の高低が分かりやすいコース
☆立ち寄る施設
お寺(重要文化財に指定されている寺院と昔から伝わるお祭りをしている寺院)
福祉会館、大使館、美術館、文化財に指定されているすぐ近所の大学、学校に隣接する庭園の美しい宴会場
S小では、一度全員でコースを回った後、特に調べたいところを決め、もう一度調べに行く計画を立てました。(そのときは、保護者の手伝いが必要)その後、調べたことをグループごとにまとめ、6月の参観日の「まちたんけん発表会」を行う予定です。最後は、調べた施設にお礼状を書くのを忘れてはいけません。
4 実践の続き
続きははなまるサポート本サイトでご覧下さい。
http://www.djn.co.jp/support/special/point/docs/2011/5/4/1.php
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添付ファイル
5 実践者紹介
初等教育研究所
加藤 良子 プロフィール
元公立小学校教諭、23年3月末で退職。
38年間に4区5校で勤務する。各区で社会科部に所属。地域教材を開発して、各学校で実践してきた。
趣味は、江戸の歴史や文化に親しむこと。月に数回、江戸東京博物館で展示ガイドボランティアをしている。
6 サービス紹介
同社の「はなまるサポート」では、若い先生のための授業ヒント集として、毎月の学習指導ポイントを細かく解説をしたり、不明点や疑問点などを無料で相談できたりします。
http://www.djn.co.jp/support/
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 鈴木琢未)
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