小学5年生新出漢字の読みが全部入った文章【教材】

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作成者:matui hiroshi (Edupedia編集部)さん

1 すらすらと読めるように

小学校5年生の新出漢字がすべて入った文章を作ってみました。これがすらすらと読めるようになれば、力がついてきたという事になりますね。まで段落を打っていますので、段落ごとに合格をあげるのもいいかもしれません。漢字の習得が遅れている子どもや帰国子女、外国籍で漢字を習得できていない子どもに有効だと思います。

シリーズとして、アップしています。他学年の文章もよろしければお使いください。1~6年までの教材はここ↓↓↓から一括ダウンロードできます。

新出漢字の読みが全部入った文章2020a.zip
新出漢字の読みが全部入った文章 ルビ2020-1.zip

小学1年生新出漢字の読みが全部入った文章【教材】

小学2年生新出漢字の読みが全部入った文章【教材】

小学3年生新出漢字の読みが全部入った文章【教材】

小学4年生新出漢字の読みが全部入った文章【教材】

小学5年生新出漢字の読みが全部入った文章【教材】

小学6年生新出漢字の読みが全部入った文章【教材】

漢字については、

少ない時間で適格な補習を~「補習」落ちこぼしをどうするか(2)

漢字学習~小学校で落ちこぼさないように!

等で詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

クラスの子ども全員にこれを全部読ませる必要は全くありません。そんなことをやり始めると、たいへんな作業になってしまいます。漢字の書き取りをチェックして、どうしてもできない子どもにまず読みをさせるという場合に活用するといいと思います。

どうせ読ませるなら、もう少し高尚で格調の高い文章を書きたかったのですが、185文字全部を入れて美しい文章を書くことはけっこう難しかったです。写真やイラストなどを添えてプリントアウトし、読ませてあげて下さい。読み変えの漢字もありますので、是非どなたか、これとはまた違った、内容のものを作って下さると有難いです。

2 国際社会の中の日本


①【近くなった海外】
日本は海に囲まれています。千年前であれば、おとなりの韓国へ船で往復しようと思えば、命がけの旅であることをかくごする必要があったでしょう。一度海をわたれば、再び帰ってこられなかった人もたくさんいたことでしょう。海や河・山脈をこえ、道に迷いながら、目的地にたどりつかなければなりません。21世紀の現代なら飛行機を使えば1日で往復することが可能です。
 最近は、高校の修学旅行で海外に行くような時代になりました。航空券(けん)もひと昔前に比べると、かなり価格が下がっています。

②【他国との違い】
住み慣れた日本を一歩出れば、日本の常識が通じないという話はよくあります。
日本人は集団で行動することは得意だけれど、個人で行動することは苦手だともいわれます。
外国で救急車をよべば、その費用は自分ではらわなければならない国もあります。銀行が信じられず、貯金はふつう、自分の家でしているという国もあります。
 日本人は、お葬式(そうしき)やお墓の様子を見ていると、仏教がさかんであるように思えますが、特にひとつの宗教(しゅうきょう)を信じている人はそれほど多くありません。外国からみると、信じる宗教がないというのは、非常に不思議なことであるそうです。
国による習慣や考え方のちがいは争い事の原因になりかねません。アジアの国々は日本人と似ているところもありますが、国によって制度の違いがあるため、法律をよく知らずに行動すると、思わぬことが犯罪となってしまったり、事故にあったりするケースもあります。

③【清潔】
外国にくらべて日本人は清潔が好きで、食品の衛生に対して検査がきびしいと言われます。食品を製造する工場では、何か食品以外のものが混ざらないように細かいチェックをしています。きびしい規則をもうけて、社員が油断をしないように管理しています。食中毒を出すと営業停止というきびしいルールもあります。
お弁当を作る工場を見学に行くと、消毒液での手洗い・マスク・作業着・ぼうしをつけて作業をすることは基本中の基本で、品質の管理のために限りなく努力をしていると言っていました。工場の構内には、許可証を持っていないと、立ち入り禁止の場所もあります。
こうした日本人の規則に対して、やり過ぎではないかという外国人は少なくありません。

④【子供と教育】
日本にいると学校へ通うのは当たり前のように感じますが、まだまだ校舎もなく、教師もいないような国はたくさんあります。毎日のように授業を受け、義務教育で9年間も学校に通うことができる日本の子供たちは、手厚い保護を受けていると言えます。勉強ができることには感謝しなければなりません。保育士や教師が細かいところまで、ていねいに教えるのも日本の特徴(とくちょう)です。多くの国が日本型の教育を参考にしています。
学校どころか、生きていくことすらむずかしいくにもあります。日本では伝せん病で子供がなくなる確率はたいへん低いですが、貧しい国ではたくさんの子供が病気を治すこともできずになくなります。

⑤【英語教育】
日本でも英語教育がさかんになっています。国際化するビジネスで英語力は、当たり前の条件になったと言われています。英語でのコミュニケーションは世界の情勢となっています。英語独特の発音は、小さいころからでないと身につかないと言われます。小学校でも英語を使ったコミュニケーションの学習が導入されることが多くなりました。だからと言って、幼稚園や小学校から英語を学習することには賛成の意見も反対の意見もあります。
英語でなくても日本人は意志を表示することが苦手だと言われています。国際会議で意見を述べる時には、英語力は絶対に必要です。そして、英語力だけではなく、演技力を学ぶのも効果的であると言われています。身振り・手振り・表情で表現すれば、少々まちがえたり省略したりしても、相手には伝わるものです。総合的なコミュニケーション能力が求められています。
海外に留学させることはもちろん、移り住んでまで英語を身に着けさそうとする親もいます。ある日本人の家庭は、夫婦で英会話ができるので、子供の英語力を伸ばすために家の中では英語で話しているそうです。
英語だけではなく、複数の言語を話せる人も増えているようです

⑥【サッカー】
どこの国でもさかんなスポーツはサッカーではないでしょうか。日本でも、野球をする人が減って、サッカーをする人が減って、サッカーをする人が増えています。ヨーロッパの雑誌や週刊誌では、サッカーの記事がたくさんのっています。
ワールドカップなどでは日本チームの試合の内容の評判が悪いときでも、日本選手のマナーのよさがほめられることがあります。日本人の観客がスタジアムを出る時にごみを拾って帰ることがニュースになったことがあります。日本人の道徳心が高いことは世界からみとめられています。
 1990年代は、日本代表にとって、ワールドカップに出場するのが精いっぱいだった時代でした。日本人選手の平均身長は低く、強い国より5cm以上の差があるケースもあります。体の大きさはパワーの差ですし、ヘディングは圧倒(とう)的に背が高い方が有利です。大きい選手に数人がかりで対応しているうちに、体力がなくなってしまい、なかなか得点ができません。しかし、最近は少し余ゆうを持って堂々と戦えるようになってきました。海外で賞を受賞するほどの選手も出てきました。強い国に買ったときには、日本中が大喜びです。ゆう勝するのは、まだまだ夢なのかもしれませんが・・・。

⑦【貿易について】
昔から、日本は周りの国々との貿易が盛んでした。綿や絹(きぬ)でできた布や食料をこうかんすることで商人は利益を得ていました。
現在の日本は、外国との貿易で利益をあげて、豊かな生活ができています。しかし、本当は日本は資げんがとぼしい国です。金属は、日本国内ではほとんど採れず、金銀銅をはじめ、鉄鉱石も輸入に頼っています。車の燃料であるガソリンも、ほとんどが外国からの輸入にたよっています。
また、自分の国の利益になることばかりを考えるのは危(き)険です。輸出額と輸入額のバランスを上手にとらなければ、いけません。日本が富をひとりじめして、貧しい国が損ばかりするような付き合い方をしていると、相手国が暴力、つまり、戦争という方法で問題を解決しようと考えてしまうかもしれません。経済(ざい)的に豊かな日本は、世界の平和に対しても責任があります。

⑧【経済について】
 日本は税金が高いので、ほかの国に工場や会社をたてている企業(きぎょう)も少なくありません。そういう企業では、家族を持っていても妻や子供、親を日本において、長い間一人で海外でくらすことをかくごが必要です。仮に、家族も海外に連れていくにしても、住居や言語、学校をどうするかなど、たくさんの課題が待っています。どんな職業につくのかは、よく考えておかないといけませんね。
グローバル化というような言葉がよく使われていますが、今は、国々がお互いにお金をあずけ合い、貸し合っているような状態になっているそうです。どこかの国の銀行の経営が苦しくなってつぶれてしまうと、ほかの国にまで大きな損害がおよんでくるような時代になっています。予測ができないところから破れ目が広がるような事態となる可能性があることも報告されています。木は幹がかれれば枝葉はかれますが、最近は枝や葉がかれると幹までがかれるような世界になっているようです。

⑨【中国や韓国との関係】
中国・韓国とは昔から友好と戦争をくり返してきた歴史があります。悪い印象をすぐにぬぐい去ることはむずかしくても、おたがいに感情的にならずに、争い事が大きくなりそうな場合は冷静になる必要があります。外交にはある程度のがまんが必要です。逆に、自分の国の立場をしっかり相手に伝えることも大事です。おたがいの主張をよく聞き合って、許せるところは許し合う気持ちが必要です。中国大陸が日本列島のとなりであることは、永久に変わりません。おとなりが敵(てき)で殺し合うようではこまります。戦争を防ぐことはできるはずです。過去のあやまちを二度とくり返さないようにしなければなりません。
尖閣諸島(せんかくしょとう)や竹島に関して中国や韓国との領土問題のニュースが報道されています。日本にとって領土を守ることが大切である一方、武力を使うような争いを招く結果にならないよう、十分な話し合いをする必要があります。ひとたび戦争が起こってしまうと、街は粉々に破壊(はかい)されてしまうでしょう。
政治にまかせるだけではなく、国民一人一人が、ふだんからの平和的な付き合いを築いていくことが、戦争にならないための準備となるのではないでしょうか。平和は世界の財産です。

⑩【海外協力】
東日本大震災など、日本で大きな災害が起こった時には、海外からの支援(えん)をたくさんうけました。様々な国が、東北の復旧・復興を祈り(いのり)、助けてくれたことを忘れてはなりません。
逆に、日本人も海外で様々な支援活動を行っています。外国の土地で畑を耕し、質のよい肥料をまく技術を提供(きょう)し、貧しい国の農業生産を増やしてきた実績があります。教育活動を助け、あちらこちらで講演活動をし、情報を提供しています。工場やダムといった近代化のための設備を作ることにもお金の面、技術面での協力をしています。日本人はそうしたことに必要な資金を、たくさん貸し出したり、寄付をしたりしています。

⑪【日本】
年の初めに年賀状を出し合い、桜の季節に別れと出会いがあり、夏には花火、実りの秋には米や酒を神にささげる。俳句・版画・茶道など、世界にほこることができる技術と文化。仏像にも手を合わせ、神社・教会でも手を合わせる。時間や順序をしっかり守る。そうした日本の国民性、伝統的な姿が、海外に住んでいる人にとっては、なつかしくなると言われます。日本の生活の快適さとはまた別の心の豊かな部分もまた、見直していく必要があります。
世界中の人が同じ空気をすって生きています。空気中から酸素がなくなってはこまるし、二酸化炭素が増えるのは温暖化の原因だと言われています。羊の群れを飼って草原で生きている人がいる一方で、コンピュータに囲まれたオフィスで働く人がいるのが現代の多様な世界です。ネットに流れる情報は、あっという間に世界に広がり、編集が加わります。宇宙から地球を見れば、国境などありません。そうした着眼点を持つことが大切です。
ただ、日本は海に囲まれた島国であるため、陸でつながってとなりの国と国境が接している国々とはまたちがった事情があります。海外の事情をよく理解すると同時に、日本の事もよく知っておくことが今後の国際化に上手に対応していくために必要であると言えるでしょう。

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