昔のくらし~ミニチュアを組み立てよう

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飴の商品に「昭和思いでジオラマシリーズ・ニッポンのおもいで 望郷編」(MegaHouse)というものがある。昭和初期日本の家庭で普通に使われていたものをミニチュアにしてあるのだ。シリーズは全6種類だが、そのうちの5つ(かまど、囲炉裏、風呂、縁側、薪割り)を使って授業をした。

目次

1 指示1日本の家庭で昔使っていた道具を配ります。部品はバラバラになっていますから上手に組立しましょう。またその道具はどうやって使うものなのか班の人と相談しよう。 

見て気がつことをノートに記していった。子ども達はこんな手先を使う作業が大好きだ。手先を動かしていろいろ考えている。私も班の間を回りながら「燃料は何か?」「今と昔ではどちらが楽にできるか?」と考えさせていった。

2 指示2 ミニチュアを組み立ててわかったことや感想。 

  • すごくリアルだった。本物ぽかった。ドラム缶の風呂に猿が入っていた。今はお風呂に入っている。
  • 昔はものがあまりなかったから工夫して道具を使っていたんだなと思った。
  • いろいろな昔の道具がでてきて、今は無いものやまだあるものが出てきた。道具は変化していった。
  • 昔は薪や石を使って風呂に入っていた。
  • 今の暮らしの方が楽だなぁと思った。だけどちょっぴり体験したいと思った。
  • 昔は今と比べて大変だなと思った。
  • 今は楽にできるものでも昔ではすごく難しい。お風呂もドラム缶で寒そう。かまども今のと違って不便そう。
  • 囲炉裏は人が集まるところでもある。今はリビング。かまどは息で火を起こすから目が離せない。薪割りは生活で重要。昔の人は大変だったから私も昔の人だったら嫌だった。火は生活に欠かせないもの。
  • 昔のものは今と違って楽にできない。今は電気を使っているからだけど、昔は電気を使わないでやっているから考えた人はすごいなと思った。今はスーパーがあるからあまり野菜を作らないけれど、昔はスーパーがないからいっぱい野菜を作る人がいたのかなと思った。

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