季節と堀川の生物~(ESD環境教育プログラム・愛知県)

1 はじめに

この実践は環境省「平成26年度 持続可能な地域づくりを担う人材育成事業」内で作成された、ESD環境教育プログラムです。ここから単元計画もダウンロードできます。
季節と堀川の生物111-1.pdf

2 ESDとは

ESD(Education for Sustainable Development)とは、「持続可能な開発のための教育」という意味で、持続可能な未来や社会づくりのために行動できる人の育成を目的とした教育のことを言います。環境、人権、健康福祉、多文化共生、まちづくりなどの様々なテーマがあります。

3 実践内容

ESDの要素

持続可能な社会づくりの構成概念

  • 多様性…自然観察や生物の採集、体験活動によって生命の多様性を学び、身近な環境を大切にする態度を育てる

ESDで育みたい能力・態度

【未来】未来像を予測して計画を立てる力

堀川や藤前干潟の身近な環境の大切さに気付き、堀川、藤前干潟にすむ生物がずっと生息し続けるための環境について考えます

【多面】多面的、総合的に考える力

季節と生物の関係を観察や、気温、水温などの科学的データ、昨年度の調査データなど多面的に生物のすむ環境を捉えます

【関連】つながりを尊重する態度

季節と生物たちの暮らしのつながり、堀川の護岸工事による生物の生息環境の変化を捉えることで人と自然の関係を理解します

プログラムの目標

  1. 児童にとって身近な、藤前干潟と堀川をフィールドに、チチュウカイミドリガニを中心に堀川に生息している生物が季節に適応してどう生息するかを考える
  2. 身近な環境を大切にしようとする態度を育てる。

プログラムの概要

八熊小学校は全学年を通じて、学校のすぐ近くにある堀川について学習しています。4年生は、季節と生物の関係をテーマに、生物多様性が豊かな藤前干潟と、都心を流れる堀川を題材に学習します。藤前干潟、堀川に出掛け、生物の様子を観察したり、季節と生物の関係を考えるために気温や水温を測定したりします。また、堀川に生息しているチチュウカイミドリガニを中心にして、生物にとって堀川の環境はすみやすいのか、生物は季節に適応してどう生息しているかを藤前干潟との比較や、昨年の気温や水温、カニの捕獲量のデータを用いて考えます。川や干潟など身近な自然環境の状況を知り、大切にしようとする態度を育てます。児童が地域の自然環境に気付く授業であり、その気付きを次の学年へつなげます。

学習指導要領との関連

  • 小学校4年 理科/生物

プログラム(単元・題材)の展開の流れ(全12時間)

  • プログラムのダウンロードはこちらから

季節と堀川の生物111-1.pdf

引用元

4 編集後記

八熊小学校4年生での本実践は、自然観察や体験活動を通して、川や干潟など身近な自然環境を大切にしようとする態度を育てるプログラムです。4年生で地域の自然環境に気付き、それが次の学年へつながっていく点が魅力的だと感じました。ぜひご参考になさってみてください。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 犬塚真優子)

27

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA