国語・物語文「なまえつけてよ」の授業展開案です。
2人の関係の変化を中心に読み、自分と作品を重ねながら読みやすい教材です。
授業を通して、身近な人の新しい一面を知ることや、自分の思いを伝える方法について考えが広げられたらと思います。
授業展開例
1、人物像を読み取る
・場面ごとに人物の言動と心情をまとめる。(教科書p30)
・春花、勇太それぞれの人物像について考える
2、2人の関係の変化を考える
・一番変わったのは何か?
・どのように変わった?
・いつ変わった?
・なぜ変わった?
*自分と関連づけて考えさせる
*題名、主題に触れる
3、感想文を書く
・自分と登場人物を比べて書く
(自分だったらこうする、こうした人物をこう思う等)
・人間関係の変化について
(こう思ってたけど、あるきっかけで、違う見方をするようになった経験)
授業案
1,人物像を読み取る
*1時間で、勇太と春花に分かれて考える、というパターンも考えられます。
勇太の人物像 ワークシート例(右クリックで拡大可)
2,2人の関係の変化を考える
「勇太の春花への見方の変化」は、次の時間に同じように授業できますが、物語の読み方を評価するために、全て個人作業にすることも考えられます。
一度、個人作業のプリントを回収して評価した後に、次の授業で交流することも。
関係の変化 ワークシート例
3,感想文を書く
原稿用紙を渡して「はい、書いてみよう」ではなく、短冊や付箋に小さな質問への回答を書き込ませて、それをどう作文するか考えてから書くと苦手な子も取り組みやすいと思います。
「自分は何を書きたいのか」「読む人に伝わりやすいか」などを考えて書く練習にもなる。
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