【授業中に役立つネタ】①「私語・ざわざわへの対応~」 日々の授業・学級経営で生かせるアイデア~みんなのミニネタ集~

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EDUPEDIAをご覧の先生方から投稿していただいたアイデアをもとに記事を作成しました!

今回のテーマは…

【私語・ざわざわへの対応】

子どもたちをざわざわから切り替えさせたい時、うるさくなりすぎてしまい声が届かない時。先生方は子どもたちの私語やざわざわにどのように対応していますか?
今回の記事では、EDUPEDIAに投稿して頂いた「私語・ざわざわへの対応」のアイディアを掲載しています。ぜひ参考にしてください。

また、記事にある通りに実践するだけではなく、集まった実践を参考に、ご自身の学級経営目標や授業観などに照らし合わせてアレンジしながら活用することで、より子どもたちの学びを深められることと思います。
下記リンク先にもEDUPEDIAの「静かにさせる」シリーズをまとめていますので、是非ご参照ください。

「静かにさせる」というキーワード の学習指導案・授業案・教材 一覧

※投稿していただいた内容にEDUPEDIA編集部が加筆・修正をしている部分もございます。ご了承ください。

目次

1 静かにする時のルールを決める

トライアングル

作業を伴う学習など、ある程度「ざわざわ」となってしまうのも仕方がないような場面では、トライアングルを「チーン」と鳴らすと「すぐに話をやめて注目」、などというルールを決めておくといいと思います。

手をたたく

低学年では、教師が手をたたくなどの合図をしたら児童は膝に手をおく、というようなルールをあらかじめ決めておく。

ザワザワ虫

「ザワザワ虫」というキャラクターをつくって、ざわざわし出したら登場させる。ザワザワを視覚化して、虫を退治する。低学年向け。

ざわついている時に子供から指を一本立てて挙手させる

ざわついてきたなと思ったら、気がついた子供から指を一本立てて挙手するようにルールを創っておくのも良いと思います。「静かにしろー」という注意する声がかえってざわつきを大きくすることがあるので、「シー」っという意味で、指を一本立てます。いつまでもしゃべっている周りの子供の肩を「トントン」と優しく叩いて静かにすることを促すというルールも作っておくとよいと思います。

静かにしている子どもの名前を板書

黒板に「○○(静かにしている子の名前)」と書き、注目させる。その場の状況にもよるが、それで教師の声が通りそうなら、「○○君はすばらしい態度でした」などと褒める。
板書してもなお教師の声が通りそうでなければ、名前の横に「すばらしい」とさらに板書で伝える。名前を書かれた子がどのような点で素晴らしいか、子どもたちはその子を見て気付く。良さが波及していく。

2 活動を取り入れる

後出しじゃんけん

後出しじゃんけんをする。「じゃんけんぽん、ぽん、のリズムで、先生が出したら、そのあとにみんなが出してね。まずはあいこ。」と言って、教師と同じあいこを後出しで出させる。
2〜3回行ったら、今度は教師に勝たせる、負けさせる、といくつかバリエーションを用意しておいて、その場で行う。そのうち、全員を巻き込んでじゃんけんをしている。
最後は、「じゃ〜ん、け〜ん、ぽん、ぽん」とゆっくり小さめの声で言って終えれば静かになる。

手拍子

手拍子でリズムを打ち、真似をさせる。
T「パン、パン、パン」 C「パン、パン、パン」
T「パン、パパパン」  C「パン、パパパン」
T「パパパン、パン」  C「パパパン、パン」
T「パン、パン、シーッ【唇に指を当てる】」 C「パン、パン、シーッ【真似をする】」
「はい、よく出来ました!では、…」と話し始めます。
できれば、一回の
T「パン、パン、パン」 C「パン、パン、パン」
で、静かになるようにしつけたいですね。

グーチョキパー

グーは、机と自分の距離 →実際にグーを作らせて距離をとる。
チョキは、真っすぐに前を向く →実際に両手のチョキで机を挟む。
パーは、机と鼻の距離 →実際にパーで背筋を伸ばさせる。
という事を教えておきます。ザワザワしてきたら、教師が無言でグー、チョキ、パーをゆっくり出していきます。パーを示した後に、指をゆっくり1つずつたたんで、それまでに静かにならない子供がいたら何らかのペナルティーを科すと良いと思います。

ペナルティー

あまり罰則主義になっては殺伐としますが、コントロールが効かない状況であれば、罰則を設けても良いかと思います。前述の「パンパンパン」や「グーチョキパー」等をしても静かにならない子供がいれば、
席を前にする(騒ぐ子供同士が近い場合は離す)、
特別席(教師のすぐそば)を作ってそこに1日座らせる
というような体罰にならない程度のペナルティーを課すことも必要かもしれません。

3 編集後記

子どものざわざわのしずめ方もたくさんあるのですね。叱ったり、大声を出したりするのではなく、このような工夫でざわざわをしずめることができれば、子どもも落ち着いて、気持ちを切り替えることができると思いました。投稿ありがとうございました。

ミニネタ募集中

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https://edupedia.jp/special/minineta

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