実物投影機の価格低下! ~教室のICT化推進戦略

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作成者:matui hiroshi (Edupedia編集部)さん

実物投影機は便利


実物投影機の価格が下がってきました。「実物投影機+プロジェクターor(大型)テレビ」で、教科書やプリントを大写しすることができます。40インチ未満のテレビであっても、グラフや挿絵など、一部を映し出すことで豊かな授業を展開できます。
発達障害を持つ子供またはグレイゾーンの子供にとって、視覚的な支援はたいへん救いになると思います。いや、ほとんどすべての子供にとって拡大表示は学習面で大きな支援になると思います。教師側も自分が伝えたい部分を大きく提示できると指示の徹底がしやすくなり、授業の進め方がぐっと楽になります。
拡大表示に関する詳しい内容は、下記リンク先に書いていますので是非ご参照ください。

プロジェクターを授業で活用しよう!
黒板全面をホワイトボードに ~コンプリートなICT化

パソコンが教室に常備してある環境があれば、USB接続の実物投影機を購入するのをお勧めします。これなら、とても安価に手に入れることができます。パソコンが常設されていない学校でも、プロジェクターやテレビに直接つなぐことができる仕様の実物投影機がありますので、是非購入を検討してみて下さい。
今まで学校現場では実物投影機はエルモ社の「みエルモん(L-12iD)」を購入することが多かったように思います。私も私費で購入しました。オートフォーカスやズームの機能が優れており、重宝しています。もありがたいです。「みエルモん(L-12iD)」は2018年8月現在のAmazon価格で62320円です。

価格の低下


パソコンレスで利用できる「みエルモン」は便利な反面、競合機種がエプソン等の数種類しかなかく、同等の価格だったのでこれを各クラスに導入しようとすると12クラス規模の学校でも70万円超の予算を組まなくてはならなくなり、2年に分けて購入するにしても、予算が通りにくくなるのが実情だと思います。
ところが、IPEVOという企業が「VZ-R」という製品を発売し、一気に価格が低下しました。HDMI端子を備えており、パソコンレスでテレビやプロジェクターに接続できます。2018年8月現在のAmazon価格でなんと29800円。私の学校は大規模校で大量購入しましたので、担当の方にお願してもう少し安くいていただけて、助かりました。


IPEVO VZ-R HDMI / USB デュアルモード実物投影機

IPEVO VZ-R HDMIのホームページはここをクリック!

これなら12クラス規模の学校でも、2年計画ぐらいで予算を組めば、十分に導入が可能だと思います。実際、私の学校ではこれを全クラスに配備し、担任が重宝して使っています。ポケットマネーで買える程度の値段でもあります。基本的にはアマゾンでのネット販売ですが、メールでお願いしたところ、大量購入であれば学校の会計システムに合わせて丁寧に対応をして下さいました。
機能的に目立って劣る面はありません。オートズーム機能がなく、アームを動かしてズームを調節しなければなりませんが、慣れてしまえばかえって可動性が良くて扱いやすいぐらいです。

本来は「常設パソコン+実物投影機+プロジェクターor(大型)テレビ」という環境を目指したい(自治体によってはこの環境がすでに整っています)ところですが、まず「VZ-R」を全クラスに導入して、「実物投影機+プロジェクターor(大型)テレビ」」とう環境を実現し、その便利さを実感してもらえる状況を作る必要があると思います。本当に便利なので、使い始めると手放せなくなるくらいの威力があります。「VZ-R」で浮いた予算で、プロジェクターや教室常設パソコンの購入を考えてみるのも良いでしょう。需要側(教師)の期待感を盛り上げ、学校や委員会・組合に導入要請の声が上がるようになれば、教室のICT化は推進されると思います。とりあえず教室にテレビはあるのだから、まずは一番手を付けやすい実物投影機から全教室への配備を進めていくのがベターな選択ではないかと思います。

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