運動会や体育大会に向けて、学年部の先生方が連動したいこと(同僚=職場の仲間として)

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目次

1 運動会や体育大会の練習をする時は

子ども全体を観察し、子ども全体に指示を出して、評価もすることが多くなる時期です。こういう時こそ、子ども一人ひとりの状態(気持ちの安定度)を見逃さないように、全職員で全員の子どもに(気になる子の共通理解も込みで)気をくばりたいものです。

体調がイマイチの子、
練習に気が乗らない子、
転んでひざをすりむいた子、
集合前に友だちからイヤなことをされた(言われた)子、
前日欠席(見学)だったり、前回の練習で失敗したりして不安な子、
集団で動くのが苦手な子、
どうせ自分はダメだと投げやりになっている子などです。

2 たった一人でも「置いてけぼり」にならない取り組みを

そんな、取り残されそうな子に、タイミングを逃さず、どんな思いに共感して安心させてあげるのか、どんな言葉をかけて励ますのか、その一瞬の判断こそ、担任の腕の見せ所です。担任として、同学年(同学年部)の先生としての真価が問われるところです。と言っても、決して難しいことではありません。全体指示のマイクを握っていない先生がアンテナをはり、子ども一人ひとりの表情をよーく見て、ハッと気づいた時、

とっさにどう動くか
どう連携(分担・連動)するか
どう声かけするか

ということだけなのです。
見事に対処する学年部先生集団の姿を何度も見たことがあります。そんな先生方をじっと見ている学年全体の子どもたちに、与えるプラス効果は測り知れません。先生方が逆の姿を見せたら、信頼を失います。

3 どの先生も同じ思いで、同じこと言わはる

毎日の1時間1時間の練習を、子ども一人ひとりが意味のあるものだと実感できるための三つのポイントも、保育士・教師間でいつも確認し合いたいですね。

一つめは、教室を出る前に何を語るか、(←集合場所・時間と練習内容だけなら教育実習生でもできます)
二つめは、練習を始める前に何を語るか、
三つめは、練習が終わった後に何を語るか、

です。この時間は暑かったけど、がんばってよかったなと、どの子も思えるようにもっていくことの積み上げが、本番へ向かう子どもの意欲的な心を育てるのです。

4 運動会・体育大会後も見通して

運動会・体育大会以外でも、子どもたちに、

どの先生も同じ思いで、同じこと言わはる

と思わせることは、生徒指導上いちばん大事なことかも知れません。とりわけ、

『「学習に必要のない物」を持ってきてよいかどうかの○×は、全担任が一致結束すること』

『「下校集合時刻」を守らせることの徹底は全担任が連携し、勝手な例外をつくらないこと』

これらをおろそか(見て見ぬふり)にしていると、担任の指示が入らないクラスがどうしても出てきます。
運動会・体育大会は、子どもたちにとって、とても大きな行事です。終わったら、子どもたちはエアポケットに入ったように、一時的に気がぬけるのが普通です。

だからこそ、終わったら、次は何を目標にして、子どもたちの気持ちを切り替えるのかについて、学年部の先生方で、今から知恵を出し合っておくのも、大事なチームワークだと思います。どうぞ、先生方の前向きなチームワークの空気・雰囲気を、子どもたちに見せてやってください。先生方が同じ方向を向いて連動しているかどうかのベクトルは、良くも悪くもすぐに子どもたちに伝わり、学級づくりの分岐点になるほど大きな影響を与えます。

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