トラブル場面で役立つ一言 〜どちらが先かで喧嘩した時〜

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喧嘩対応

「先生〜◯◯くんたち喧嘩してる!」なんて声をよく聞きます。

子どもは喧嘩をする生き物です。本格的ないじめにつながるのであれば別ですが、発達段階上喧嘩は成長のためにある程度は必要な出来事です。

とは言え、先生は忙しい身です。できれば素早く解決してしまいたいものです

話を聞いて、話を整理して、お互い謝って・・・とする前に、先生の一言で喧嘩が終了、元どおり、となれたらいいですよね。

状況 掃除中、箒の並ぶ順番でもめた時

「先生!Aくんが抜かした!」「俺先に並んでたし!」
と箒をかけるために並んでいると、どちらが先に行くかで喧嘩が始まりました。

対応

1 じゃんけんしなさい

公平な勝負を提示して終わらせます。

2 先生が先に入ります

「なんでだよ!」「ダメダメダメ!」ともめていたことが吹き飛び、子どもが冷静になります。その後「じゃあ、じゃんけんしてね(笑)」と言えば意外とすんなり進みます。ユーモアスキルです。

3 どっちもやる気があっていいね!

褒めて、気分をあたたかくしてしまいましょう。悪い気はしないので大人しくなります。

4 今日は両サイドから行こう!

第3の方法を提示して、両方のやる気を生かしていきましょう。

5 譲ってあげられる人が素晴らしいです

喧嘩で引いてあげることの価値付けをしてあげましょう。

まとめ

ただの方法論の紹介ですが、このようなとっさの対応は知っていると役に立ちます。先生の仕事は忙しいので、些細なトラブルはパパっと片付けることが、クラス経営にも、仕事の効率化にもなります。

先生のキャラで使えたり使えなかったりするものはあると思いますが、先生同士でいろんな対応を共有するといいかと思います。

終わりに

神奈川で教員をしている、植田友晴というものです。
教員の皆さんに少しでもお役に立てばと思い投稿させていただきました。
個人的にブログなどしております。よろしければご覧下さい。
ともはる先生の教師生活は崖っぷち

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