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阪神淡路大震災と「ありがとう」Ⅵ ~子供たち
「がんばって!」は、違うな・・・ 震災当日、当時住んでいた大阪からバイクで大渋滞を抜けて何とか勤め先である本山南小学校に到着しました。東灘区の激震地です。校内を探し回っても、所せましと被災者が座り込んでいる状態で、自分の担任した子供たちが... -
阪神淡路大震災と「ありがとう」Ⅴ ~震災と学校
ジュースを、どうする? 震災2日目の朝方に、校長室で私は教頭と顔を見合わせて絶句していました。 校長室の隅には、ケースに入ったジュースが置かれていました。多分、行政からの支援物資だったと思います。「教職員が配ってね」という事でしょう。数え... -
阪神淡路大震災と「ありがとう」Ⅳ ~ボランティアが来てくれた
ボランティアチーム 混乱が続く震災直後の学校。本山南小学校では早い時期から何人かの避難者の方々が自分から名乗り出て、避難所の運営に力をつくしてくれていました。今では共助と呼ばれます。自分も大きな被害にあいながら、みんなのために働くなど、... -
阪神淡路大震災と「ありがとう」Ⅲ ~救援物資・寄付
2日目のおにぎり 震災2日目はまだ余震も続いていて何とも言えない不気味な雰囲気が漂っていました。家が全壊していた人たちはおなかもすいていたと思います。2000人近くの被災者を抱えて教員もぼうぜんとしていました。何から手をつければいいのか、何が... -
阪神淡路大震災と「ありがとう」Ⅱ ~トイレが、、、
大混乱 震災直後はもちろん、その後の2週間ぐらいまで、当時私が勤めていた本山南小学校には避難されてきた方々があふれかえり、大混乱が続いていました。1日目に避難してきた被災者が何人いたのかは不明なのですが(誰も数える人などいない)、2000人近く... -
阪神淡路大震災と「ありがとう」Ⅰ ~突然失われた日常
あれから30年・・・ 1995年1月17日午前5時46分、阪神淡路大震災から30年になります(一連の記事を書いている現在は、2025年1月の初めです)。都市直下型の大地震と言う未曽有の災害によって多くの方々が犠牲になられたことについて、改めて深い祈りをささ... -
【酒井淳平先生インタビュー】探究的な教科授業の実践例紹介―数学を探究的な学びにつなげる少しの工夫―
はじめに 探究学習と聞くと、生徒が自ら社会課題を発見し解決を試みる「総合的な探究(学習)の時間」を思い浮かべる方も多いと思います。一方で、いきなり社会問題を解決する大掛かりな探究学習は生徒にとっても先生にとってもハードルの高いものです。... -
【戸川貴之先生インタビュー】探究的な教科授業の実践例紹介―教えない国語の授業―
はじめに 探究学習と聞くと、生徒が自ら社会課題を発見し解決を試みる「総合的な探究(学習)の時間」を思い浮かべる方も多いと思います。一方で、いきなり社会問題を解決する大掛かりな探究学習は生徒にとっても先生にとってもハードルの高いものです。... -
【布村奈緒子先生インタビュー】探究的な教科授業の実践例紹介 ―中高の英語教育において探究化を楽にするAIツールとは?―
はじめに 探究学習と聞くと、生徒が自ら社会課題を発見し解決を試みる「総合的な探究(学習)の時間」を思い浮かべる方も多いと思います。一方で、いきなり社会問題を解決する大掛かりな探究学習は生徒にとっても先生にとってもハードルの高いものです。... -
探究的な教科授業の実践例紹介―「探究」を身近にする授業の工夫―
はじめに 探究学習と聞くと、生徒が自ら社会課題を発見し解決を試みる「総合的な探究(学習)の時間」を思い浮かべる方も多いと思います。一方で、いきなり社会問題を解決する大掛かりな探究学習は生徒にとっても先生にとってもハードルの高いものです。...