【2年生活】ちびっこまつりをしよう2〜開く店とお店の人〜(シリウス)

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目次

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。

シリウスのホームページはこちら→ 静岡教育サークル/シリウス

2 実践内容

お祭りの名前も「ちびっこまつり」という名前に決まった。図工では、はっぴ作りをおこなった。これは、はっぴの型がありこれにクレヨンで色を塗ったりマークを付けると、素敵なはっぴができるようになっている。

おまつりのはっぴ作りをしよう。

<作り方>

  1. 自分たちのお店のマークを決める。
  2. お店のマークが決まったら、それを画用紙(半径10cmの円)に書き、 背中に貼りつける。
  3. はっぴのそのほかの部分は、自分の好きな絵を描く。
  4. できたはっぴは、ハンガーにかけ、教室に飾る。

とてもかっこいいはっぴが風に揺れて、子どもたちもおまつりの日を心待ちにしているようだ。予定黒板に「おまつり」と書くたびに、「先生、今日はおまつりの本番なの?」と聞いてくる。まだお店が何もでき上がっていないのに、おまつりだけは先にやりたいらしい。

去年の2年生がやってくれたように、1年生を招待するお祭りをやってみたいですか?

  • やってみたぁい。
  • 誰がお店を作るのかな?

お祭りを開くことに反対であろうはずがない。「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損、損」というわけである。何と言ってもお祭りは、主催者が一番面白いのである。

お祭りでどんなお店をやりたいですか?やりたい人同士で集まろう。メンバーが決まったら、お店の設計図を書こう。

子どもたちの希望を優先しながら、お店のメンバーを決めていった。もうそれぞれ内心で、やりたいお店を決めていたようである。決まったお店は、次のものだった。

< カードめくり >   < ゲームやさん >   < しゃてき >
< 魚釣り >      < カーレース >    < ボーリング >
< おばけめいろ >

お店の設計図は、週末の宿題とした。お母さんと一緒に考えてきた子もいた。書き上げた設計図を持ち寄って、具体的にどんなお店にするのかを次の時間に話し合った。

チームごとに分かれよう。自分の考えた設計図を見せ合って、チームのお店を決めよう。

  • UFOキャッチャーの店からボーリングの店に移る。
  • おばけの迷路道をどう作るかで、いろいろと考えが変わった。最初はダ ンボール箱で作ろうとしていたが、集めるのが大変ということで新聞紙で作ることにした。
  • 持ってきた魚をどう釣り上げたらいいか考えた。周りを飾りたいのだけれど、そうすると磁石がつかなくなってつれなくなる…と悩んでいた。

書いてきたもの、話し合ったもの、実際にできあがったもの、どれも最初とは、全く違うものになった。お店を作る中で、どんどん話し合われ修正されていった結果である。

最初と違ってしまったからと言って、落ち込む子どもなど一人もいない。それよりむしろ充実感をにじませている。自分たちの思いでお店を作っていくよろこびがそこには溢れている。

お店作りには、5時間ほどを費やした。

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4 プロフィール

静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

5 書籍のご紹介

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6 編集後記

お店づくりはグループ作業ですが、メンバーで話し合いながら少しずつ形になっていきます。子どもたちの楽しそうな声が聞こえてくるような、とても活気にあふれた実践となるようです。

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 内藤かおり)

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