2007年度までは川崎市立鷺沼小学校、現在は川崎市教育委員会学校教育部に在籍している、渡邉信二先生の実践の紹介です。
渡邉先生は2007年6月23日に朝日新聞夕刊に「花まる先生 公開授業」で紹介されました。
http://www.asahi.com/edu/student/teacher/TKY200706240124.html
添付したファイルは、対話の授業を日々、押し上げるためのあれこれについて、
コンパクトにまとめられたものです。
目次
1 「引用力」を中心に据えた表現力を育む教育の3つのねらい
① 様々な書く材料を通して「ものの見方」、「引用して感想や意見などを書く力」などを尐しずつ育む。
② 「話す・聞く」活動を、書く活動の前後に積極的に織り込むことによって、自分と他者との共通点や違いに気づかせ、書くことの内容にもそれらを取り入れながら、より豊かな書き手に成長する意識を持たせる。
③ そして、人から提示されなくても、書くための素材を自ら探したり、選んだりできる書き手になる。
以上のねらいを通して、「言葉のもつ力そのものに語らせるような豊かな引用力をもった言葉の担い手」に近づけるのではないかと考えている。
2 実践をする上での重要な柱
- 自分の生活に活かしたい言葉や心の琴線にふれるような言葉を引用し、感想や意見を書く活動。
- 書く活動の前後に「話す・聞く」活動を入れることで、ものの見方を広げ、さらに豊かな書き手を目指す活動。
- 書いたものを日常的に冊子化することで自分の考えを開示したり、読み合ったりする活動に慣れること。
- 絵、写真、絵本、漫画、映画、人の言葉など、書くための様々な素材にたくさん出会わせること。
他にも月ごとの取り組みや評価などについても書かれていますので是非ダウンロードしてご活用ください。
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渡邉信二
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