仲間はずれをする雰囲気があった。このイヤな雰囲気を何とか打開したいと思いひそひそ話のロールプレイをおこなった。
ロールプレイは役割演技とも呼ばれる。役を決めてごっこ活動をすることを通して、子どもたちに気づかせる方法である。ひそひそ話について取り上げ、やっている側・やられている側の気持ちを考えさせた。
目次
1 班の人で、ひそひそ話のごっこ活動をやろう。
ルール
- 「いっせーのーで」で、班の中で誰かを指さして、ターゲットを決める。
- 残りの3人は話を聞かれないように、その人のことを3人だけでこそこそ話す。
- 1分間たったら役割を交替し、全員が順番でやる。
ひそひそ話をする人はターゲットに聞かれないように、こそこそ話をする。何を話しているが、近寄って行くと逃げたりする。でも、遠くからこちらをじろじろ見る。
4人全員体験をしたところで
ひそひそ話をしたときに、ちょっとイヤだなと思ったことはありましたか。
- 気になった。
- 寄ると逃げていった。
- 寂しい感じがした。
- たたかれた。
- 自分のことを言われているみたいだった。
- 指をさした。
- 嫌味を言っているみたいだった。
2 ロールプレイをした感想書こう。
- やったとき自分では何も思わなかったけど、やられている人が聞こうとするからかわいそうな気がする。やられたとき、嫌味を言われているみたいでイヤだった。
- やられたとき自分のことをどう思っているが気になった。嫌味を言われているみたいでイヤだった。悲しかった。
- 気になった。嫌味を言われているような気がした。寂しい仲間はずれにされているような感じがした。
- やられたときこっちを見ながら話しているから、悪いこととか言われている気がして、イヤな感じだった。
最後に自分の生活を振り返った。
今までに、ひそひそ話をしてしまったことがありませんか?
ほとんど全員が〈そうしたところがあった〉と振り返った。
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