職人技に触れてみよう! 伝統技術和紙作り編④

1 はじめに

本記事は文部科学省から許可を得て、文部科学省動画チャンネル上の「文化財のプロフェッショナル」を掲載させていただいております。下記のURLとあわせてご覧ください。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL76F2B447B13008E4

また本記事は「職人技に触れてみよう! 伝統技術和紙作り編」の一部です。全記事を見ていただいた方が活用しやすいと思われます。こちらもご覧いただけると幸いです。
職人技に触れてみよう!伝統技術和紙づくり編 まとめのページ
https://edupedia.jp/entries/show/972

2 概要

紙漉きの工程を、順を追って紹介していきます。また、紙漉きの様子や難しい点も紹介します。本記事と並行して下の動画を鑑賞されることをおすすめします。

動画(和紙職人~奈良吉野の紙漉きの里~ vol.3)

3 紙素(かみそ)(0:27~0:42)

紙漉きに必要な原料その1。紙の素になる原料です。

4 胡粉(ごふん)(0:43~1:07)

紙漉きに必要な原料その2。牡蠣の一種であるイタボガキの貝殻を精製した白い粉を使用します。紙によって胡粉の量を加減します。

5 トロロ葵(とろろあおい)(1:08~1:48)

紙漉きに必要な原料その3。トロロ葵の根をすり潰して、水と混ぜます。

6 紙漉きの様子(1:49~4:18)

漉き船(原材料を注ぐシンク)に紙素と胡粉を入れ、馬鍬(まんぐわ)で撹拌(かくはん)します。そしてトロロ葵を混ぜてさらに撹拌します。ここでの撹拌は棒を使った手作業です。混合された原材料を使って漉き込みながら、紙素の加減を見つつ、同時にトロロ葵を補充していきます。この調合が難しく、職人の腕の見せ所です。

7 紙漉きの難しい点(4:18~5:24)

季節によって水の温度が変わるため、トロロ葵の適量が難しいです。紙漉きそのものの厚さも同じように漉かねばならず、また紙1枚が全部同じ厚さでなくてはなりません。20年ほどの年期が経たなければ良い紙は漉けません。
この続き(紙漉き・簀伏せの様子)はこちら→ https://edupedia.jp/entries/show/976

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 井上頌美)

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