職人技に触れてみよう! 伝統技術和紙作り編①

1 はじめに

この記事は文部科学省から許可を得て、文部科学省動画チャンネル上の「文化財のプロフェッショナル」を掲載させていただいております。下記のURLもあわせてご覧ください。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL76F2B447B13008E4

2 概要

和紙は日本古来の紙です。私たちが普段使用している紙(洋紙)と比べ、どこか温かみを感じることができるのが特徴といえるかもしれません。そんな和紙は、職人の手によって、一枚一枚丁寧に時間をかけて作られています。本記事を通し、普段めったに触れることの出来ない日本の伝統的な職人技について知ることで、少しでも日本の伝統技術に興味を持ち、深めていただけると幸いです。また、こうした職人の熱意を目の当たりにし、働くということについて考えるきっかけとなることを願っています。なお、本動画は奈良吉野の紙漉きの里を舞台とし、美栖紙(みすがみ)の製作過程を映しています。以後、和紙の歴史・種類、奈良吉野の紙漉きの里について紹介した上で、その和紙の生産工程に沿って動画を用いながら職人技について紹介していきます。

3 奈良吉野の紙漉き(かみすき)の里

吉野と聞いて、どこか聞き覚えのあると感じた方も多いのではないでしょうか。吉野とは、天武天皇や後醍醐天皇をはじめ日本史において大変有名な人物の縁のある地であると同時に、吉野山や吉野川といった自然に恵まれた地でもあるのです。この豊かな自然こそ、吉野手漉き和紙の源といえるかもしれません。

4 和紙職人

国宝や重要文化財の修理に欠かせない美栖紙の伝統的技法を厳格に守る唯一の技術者で、選定保存技術「表具用手漉和紙(美栖紙)製作」保持者の上窪良二さん。

5 美栖紙(みすがみ)の生産工程

美栖紙の原材料である楮(こうぞ)

https://edupedia.jp/entries/show/973

楮から紙素(かみそ)へ

https://edupedia.jp/entries/show/974

紙漉きの工程

https://edupedia.jp/entries/show/975

紙漉き・簀伏せの様子と職人

https://edupedia.jp/entries/show/976

仕上げ

https://edupedia.jp/entries/show/977

6 おすすめサイト

○吉野手漉き和紙 of 国栖の里観光協会
http://www.kuzunosato.jp/syoukai/index.html
 吉野手漉き和紙について紹介してあるホームページです。和紙作りの歴史や和紙の種類についても掲載されています。
○ぐるぐる循環型社会シリーズ1「ちょっと待った!それはごみ? ~江戸に学ぶ」
http://www.oac.co.jp/guruguru/wonder3_c2.html
 牛乳パックを使って出来る和紙作り(再生紙ハガキ)を紹介しています。身近な道具で簡単にできますので、和紙について学んだ後に、和紙作りを体験してみてはいかがでしょうか。

7 編集後記

和紙の独特な温かみは、職人の愛情からくるものなのだと感じました。また、和紙の消費は一瞬ですが、その生産には長い時間がかかっていることを再認識しました。ここに趣を感じることが出来るともいえるでしょうが、もっと和紙を大切に使うべきなのだとも思いました。

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 井上頌美)

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