職人技に触れてみよう! 伝統技術和紙作り編⑥ 仕上げ

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目次

1 はじめに

本記事は文部科学省から許可を得て、文部科学省動画チャンネル上の「文化財のプロフェッショナル」を掲載させていただいております。下記のURLとあわせてご覧ください。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL76F2B447B13008E4

また本記事は「職人技に触れてみよう! 伝統技術和紙作り編」の一部です。全記事を見ていただいた方が活用しやすいと思われます。こちらもご覧いただけると幸いです。

職人技に触れてみよう! 伝統技術和紙作り編①  美栖紙(みすがみ)の生産工程| EDUPEDIA

職人技に触れてみよう! 伝統技術和紙作り編② 美栖紙の原材料である楮(こうぞ) | EDUPEDIA

職人技に触れてみよう! 伝統技術和紙作り編③ 楮から紙素(かみそ)へ | EDUPEDIA

職人技に触れてみよう! 伝統技術和紙作り編④  紙漉きの工程| EDUPEDIA

職人技に触れてみよう! 伝統技術和紙作り編⑤ 紙漉き・簀伏せの様子と職人 | EDUPEDIA

職人技に触れてみよう! 伝統技術和紙作り編⑥  仕上げ| EDUPEDIA

2 概要

美栖紙(みすがみ)の生産の仕上げの工程を、順を追って紹介していきます。本記事と並行して下の動画を鑑賞されることをおすすめします。

動画(和紙職人~奈良吉野の紙漉きの里~ vol.5)

3 乾燥(0:25~0:35)

漉いた紙をすぐに、2、3時間から丸一日の間、天日干しします。これは美栖紙の特徴です。

4 紋消し(もんけし)(0:36~1:13)

天日干しにかけたら、簀伏せ(すぶせ)で紙の表面に生じた空気の泡を刷毛で、平らにしておきます。天然の板に貼り付けることで紙の水分に一部は板に吸収されますが、天気の悪い日や湿度の高い日は、板からでる灰汁が紙に写るので気をつかいます。

5 紙剥ぎ(かみはぎ)(1:14~2:08)

天日干しが終わったら、慎重に剥がしていきます。

6 編集後記

訓練を積むことでしか身に着けることのできない職人技は、文化遺産の一つと言えるような気がします。職人となる人は減りつつあるのが現状ですか、私たちはこの文化遺産を守り、後世に伝えていかなければならないのではないでしょうか。

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 井上頌美)

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