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「まいごのかぎ」(光村図書3年国語)の授業の流れと全板書 ~自由っていったい何だい?
【「自由」をテーマに2度目の挑戦】 本稿は前年度に引き続いて、3年生の担任をした際の授業の記録です。2度目の挑戦の授業の模様を板書(子供が板書をきれいにワークシートにまとめてくれた図)とともに記していきたいと思います。 前年度の授業は私自身に... -
「モチモチの木」の授業の流れと全板書 ~豆太は勇気があるのかな
【挿絵を中心にして板書】 「モチモチの木」は斎藤隆介と滝平二郎の絵本作品の中で、光村図書の国語教科書に長い間、掲載され続けています。独特な挿絵からイメージが喚起され、子供たちの心に強く残る作品だと思います。教科書に使われている挿絵以外にも... -
まいごのかぎ(光村図書3年国語)~うさぎを書いてもいいのかな?
【寂しい者たち・行き場所がない者たち】 葉桜に心を寄せる人は、あまりいません。満開で華やかな時期や儚く花びらが散る時期には、誰もが桜を愛でています。ところがこれを過ぎると、一気に注目度が下がり、桜はひっそりと次の春を待つことになります。動... -
ディベートを活用して、国語を学ぶ「意義」を伝える ~井上雅彦先生インタビュー~
【1 はじめに】 本記事は、2020年9月24日に行った井上雅彦先生へのインタ... -
「スーホの白い馬」(光村図書2年国語)をどう読むか ~少し尖った読みをしてみました
【尖った視線で】 光村図書の小学校国語教科書に一貫して流れるテーマは「弱き者への優しいまなざし」ではないかと思います。「大きなかぶ」「スイミー」「ちいちゃんのかげおくり」「モチモチの木」「わたしとすずと小鳥と」「一つの花」「わらぐつの中の... -
「大人になれなかった弟たちに……」中学国語の授業 教材研究~戦争と弟の死は何を問いかけているか~
はじめに 中学国語1年(光村図書)の「大人になれなかった弟たち... -
「初雪のふる日」 ~ 白うさぎが連れていこうとした世界とは?
【不思議な話「初雪のふる日」】 光村図書「初雪のふる日」は何だか不思議な話で、教員からも「つかみ所がない」「面白くない」といった声がけっこうあがっています。私もどちらかというとそう思っていたのですが、よくよく読んで考えてみると、けっこう面... -
「初雪のふる日」で安房直子は何を伝えたかったか
この記事に関連する記事をいろいろとアップしておりますので、 . 「初雪のふる日」で安房直子は何を伝えたかったか | EDUPEDIA 「初雪のふる日」 ~ 少女の足跡をたどる 「初雪のふる日」 ~ 白うさぎが連れていこうとした世界とは? 初雪のふる日 ~ ... -
「大造じいさんとガン」の戦いは以後どうなるのか?
【戦うのか、戦わないのか】 ラストシーンで大造じいさんは傷が癒えて空に飛んでいくガン残雪に向かって 「おうい、ガンの英雄よ。おまえみたいなえらぶつを、おれは、ひきょうなやり方でやっつけたかあないぞ。な、おい。今年の冬も、仲間を連れてぬま地... -
「ごんぎつね」で新美南吉は何を伝えたかったか
【1 子どもたちの「読み」】 「ごんぎつね」は長い期間、教科書に採用され、多くの日本人が読み親しんだ作品です。つぐないの半ばで、ごんが兵十に撃たれて死んでしまう場面は、多くの人の記憶に残っていると思います。 兵十は立ち上がって、なやにかけて...
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