新年度、学級開き(の、ためにやっておくべき準備)

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作成者:matui hiroshi (Edupedia編集部)さん

時間は限られている


多忙化が進み、4月にやるべきことが増え過ぎており、混乱の中、初期設定をすべきことができなくなっている感があります(昔は春季休業中でも、旅行したり遊んだり、けっこうゆっくりしていたのになあ)。4月は1年間の成否を決める、大切な時期です。4・5月に打った施策の良し悪しが、年度の後半にボクシングのボディーブローのように効いてきます。子供たちに伝えたいこと・準備をしておくべきことは山ほどあるのに、時間は限られています。優先順位を決めて、やるべきことをしっかりとリストアップして履行してゆきましょう。
リストアップができたら、優先順位を決めて確実に履行してゆきます。緊急度の高い仕事は何か、早いうちにクラスの中でルール設定しておかなくては何なのかを考えましょう。

①何を準備し、
②どんなルールを打ち立て、
③児童生徒に対してどんな「掴み」を企てるか。

逆に言うと、少し後(5月以降)でもできることは何なのかも考えておきます。1年を通して繰り返し必要とされる仕事・ルール設定が何なのかを見抜きます。ルーチン化してしまえば子供も、教師も、ずーーーっと楽なことがあります。繰り返して行われる作業のインフラ整備をしておくのです。

EDUPEDIAには、たくさんの「学級開き」に関する記事が掲載されています。リンク先を是非ご参照ください。クリック↓
「学級開き」というキーワード の学習指導案・授業案・教材 一覧

以下、EDUPEDIAに掲載されている学級開き関連の記事からいくつかをピックアップして、簡単に解説をつけておきます。

年度当初にやっておくべきことのリストアップ・年間を通してやっておくべきことのリストアップ(準備の準備)


まず、近々にやるべきことと、5月中旬ぐらいまでにやっておくべきことをリスト化しましょう。余裕があれば年間にやっておくべきことも。あまり何もかもを急いでやろうとすると、教師も子供も消化不良を起こします。確実な履行を目指すとともに、ペース配分も考えて!下の記事からリストをダウンロードをして、自分用にカスタマイズ、毎年アップデートしてください。クリック↓

学級びらきチェックリスト

教えておくと便利な40の生活ルール

複雑化する時間割・行事。時数カウンターにざっと時間割を入れると、年間の時間割が入った帳面も印刷できます。機能的な帳面は年間の業務をスムーズに履行するためのマストアイテムです。クリック↓

時数カウンター(教育課程)【教育事務ファイル】


教室の掲示物に時間を取られてしまうのは勿体ない。できれば学年や学校でこの業務を誰かが受け持ってあげるといいですね。私は毎年、時間割などを学年スタッフに提供しています。(小規模校なら全クラス)クリック↓

新年度準備ファイル群 ~教室掲示等、このファイル群があれば、新年度の混乱を緩和できる!【教育事務ファイル】

小学校に於いて漢字の習熟は欠かすことができない学習の一つです。4月当初に1学期分を作成して刷ってしまえば、あとはルーチン化して成績を伸ばすことができます。この他にも、自習の時間や「ちょっと今、時間が欲しい!!」という局面で使えるプリントを早いうちにたくさん印刷しておいて溜め込んでおけば、後々助かります。クリック↓

繰り返し漢字テスト【教材】

買っておくと便利なものがあります。できれば学校予算で買ってほしいですが、学校にないなら、百均で買える程度のモノは、ポケットマネーで購入してしまいましょう。クリック↓

百均ショップは教育に役立つグッズの宝庫


例えば、上の画像はダイソー(百均ショップ)で買ったB4が入るかごです(※300円)。たいへん重宝しています。

ルール説明


年度当初はたくさんルール説明をしなければなりません。折に触れて話せばいいことも、早急に話さなければならない事もあります。
最近の子供は前の担任のルールで、自分達に都合がいいものに関しては「昨年はこうだった」「○○先生はこうだった」と、主張をします。逆に都合が悪い者に関しては「それは○○先生との契約です」とばかりに簡単に今までの担任が築き上げてきたルールを勝手にリセットしてしまいます。学年・クラスの様子によっては簡単でもいいので、今年度のルールを説明し、新しい担任である自分と新しいクラスとの契約の更新をやり直さなければなりません。

子供たちは新し担任の出方を見ながら、値踏みしてきます。スキがあれば子供たちがグイグイとルールを崩してくるパターンが続いてきます(学級崩壊現象が顕著になり始めた頃からずっとです)。こちらの出方次第では、無法状態に陥ってしまう場合もあるでしょう。クリック↓

子供は教師を値踏みする

例えば重要度が高く、早いうちに設定しておいた方が良いルールは、「言葉に関するルール」だと思います。言葉を荒らさなければ、クラスの荒れが抑えられると思います。クリック↓
乱暴な言葉について

単なる提出物の出し方だけでも、ずっと褒め続ける事ができます。
こんなことでも、最初のルール作りをきっちりやると、気持ちのいい教室環境と叱らずに褒められるルーチンが出来上がります。クリック↓

提出物・プリントは向きを揃えて美しく置く ~配布・回収を手際よく

あれやこれやとルール説明したり準備をしたりばかりしていると、教師もだんだん疲れてきます。それほど急がなくてもいい事も多いと思いますので、一通りの業務が落ち着いた5月中旬あたりに見直してゆけばいいと思います。
例えば、学級会です。こういうのは、5月スタートでもよい。一年間、やってみると随分司会も上手になってきます。特に高学年は様々な場で児童会活動の中心になって行くので、それまでに育てておく必要があります。クリック↓

学級会の進め方

叱る場面を理解させ、褒めるルーチンを作る


早いうちに、「褒める」「叱る」の両方が大事です。特に褒める方は、年間を通して褒め続けられるように、初期設定をしておきましょう。

褒めた時にペットボトルにビー玉を入れていきます。褒めることを忘れがちになるので、教師の備忘のためにも。クリック↓

「ほめる」を記録・明示する(ビー玉貯金)


叱る場合に自分の中に、いくつかのルールを持っていると、険悪な状態になりにくいです。クリック↓

叱ることは難しい

叱る・褒めるは年間を通して、学級経営の中で重要なポイントです。EDUPEDIAにもたくさんの関連記事がありますので、ご参照ください。
ただ、何をやるにしても、クラスのメンバーの状況をよく観察して、どういう出方をするべきか1年を戦略的に捉え、戦術を投入する4月をどう乗り切るかは、とても重要なポイントです。

私は長縄や群読を最初の段階で施策として打ち出します。それほど時間がかからず、そこそこの成果が得られるからです。クリック↓

長なわ8の字連続跳び~クラス全員成功へ

こうした取り組みをする際に、必ず初期段階でのデータを取っておきましょう。データを取って子供たちの変化を把握することで、子供たちは「伸び」を褒められる事になるし、教師も伸ばしたことを実感してモチベーションが上がります。懇談や通知表で保護者に数値で子供(たち)の伸びを伝えることでも威力を発揮します。クリック↓

データをとってほめる材料に

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