新教材をお届けします!中学生・高校生版第三弾のご紹介(特集企画 #03)

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作成者: I’mPOSSIBLE 日本版事務局さん

1 はじめに

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、東京2020オリンピック・パラリンピックは2021年に延期となりました。しかし、パラリンピックの価値である「勇気:マイナスの感情に向き合い、乗り越えようと思う精神力」や、「強い意志:困難があっても、諦めず限界を突破しようとする力」は、困難な時期に役立つ示唆に富んでいます。スポーツの魅力を通して共生社会について学べるパラリンピック教育は、世界中が困難に立ち向かっている2020年だからこそ、より大きな意義をもたらし、その価値を発揮します。多くの先生方に取り組んでいただけることを願っています。

2 新教材!中学生・高校生版第三弾のご紹介

さて、この度、国際パラリンピック委員会公認教材『I’mPOSSIBLE(アイムポッシブル)』日本版の中学生・高校生版の第三弾となる新教材が完成しました!6月15日(月)から発送を開始し、全国の中学校・高等学校・特別支援学校など約17,000校に無料でお届けします(6月中に到着予定)。

『I’mPOSSIBLE』は授業を行うのに必要な指導案や声掛け例、映像資料やワークシートなどすべて揃った活用しやすい教材です。授業準備に時間をかけず、1コマからすぐに使用できる手軽さも特徴の一つです。これまで以上に日々さまざまな対応に追われるなかでも、効率的かつ効果的にパラリンピック教育の授業を行っていただけます。今回の記事では、新たにお届けする2つのユニットの内容を紹介します。ぜひ活用にお役立てください!

教材の中身はこちらからご覧いただけます(ダウンロード可)。

※これまでに配布済みの小学生版、中学生・高校生版の教材もWEBサイトに公開されています。

配布教材①「1-5 パラリンピアンの日常生活からバリアフリーを考える(座学)」

適した教科:総合的な学習/探求の時間、特別の教科 道徳、社会(公民)など

パラリンピアン(パラリンピック出場経験のあるアスリート)の日常生活を通じて、障害のある人が日常で経験するさまざまなバリア(障壁)について考えます。また、障害のある人の日常のシーンを描いたマンガに基づいて、個人で・グループで考え、意見交換します。物理的なバリアだけでなく、先入観や思い込みなど自分の内にあるバリアについても考えることができるユニットです。

第2回記事でお伝えしたように、パラリンピック教育のポイントは、パラリンピックについて学んだ生徒の関心をより広げ、共生社会について考えるというところまで導いていくことにあります。

ユニット1−5は、この「3つのステップ」のうち3つ目に位置し、共生社会について考える機会になる教材です。ステップ1、2をふまえて行うと、さらに効果的です。相手の立場に立って多面的・多角的に考えることを学ぶきっかけとなるので、パラリンピック教育としてだけでなく、基本的人権や他者理解、社会保障についての学習でも十分に活用できる内容になっています。

配布教材②「2-8 パラリンピアンの魅力に迫ろう!(座学)」

適した教科:総合的な学習/探求の時間など

2人のパラリンピアンについてドキュメンタリー映像(株式会社WOWOW提供)を視聴し、そこから得たイメージを元に、選手の持ち味を表現できるようなCM(コマーシャル)をグループで企画するユニットです。
 映像に出てくるパラリンピアンは、2016年のリオ大会の陸上・車いす種目で、短距離からマラソンまで6つものメダルを獲得したアメリカのタチアナ・マクファデン選手と、銀メダルに終わった前回のリオ大会のリベンジをするべく、たゆまぬ努力を続ける日本の全盲のスイマー・木村敬一選手です。世界の舞台で活躍するパラリンピアンの迫力あるパフォーマンスや努力する姿、舞台裏のエピソードは生徒たちにインパクトを与えます。そこから様々なアイディアを出し合いCMを企画・発表することで、楽しみながらパラリンピックについて関心を深めることができます。前出の「3つのステップ」では1つ目に位置しており、生徒の関心を高めることに主眼を置いた教材です。パラリンピックについての一連の授業のまとめとして使用してもよいでしょう。

3 おわりに

いかがでしたか? 教材がお手元に届きましたら、まず、授業中の声掛け例やプラスアルファ情報などを記載した「教師用授業ガイド」に目を通していただくと、授業のイメージが湧いてきやすいのでお勧めです。

この2ユニット以外にも『I’mPOSSIBLE』には、座学と実技合わせて全部で14種類のユニットがあります。2017年から毎年お届けしているすべての教材がWEBサイトから入手できますので、この機会にぜひご覧ください。
 延期となった大会までの1年強をパラリンピックの魅力や価値をもっと広く伝える助走期間と捉え、事務局では今後もパラリンピック教育に取り組む先生方のサポートを続けて参ります。

公式サイト(活用事例の投稿を募集中!):https://www.parasapo.tokyo/iampossible/

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