職人技に触れてみよう! 伝統技術日本刀編①

1 はじめに

この記事は文部科学省から許可を得て、文部科学省動画チャンネル上の「文化財のプロフェッショナル」を掲載させていただいております。下記のURLとあわせてご覧ください。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL76F2B447B13008E4

2 概要

日本刀は、数多くの職人技の積み重ねによって生み出されます。その完成までの過程には、職人一人ひとりの努力や苦労、職人としてのプライドやこだわりなどが溢れています。本記事を通し、普段めったに触れることの出来ない日本の伝統的な職人技について知ることで、少しでも日本の伝統技術に興味を持ち、深めていただけると幸いです。また、こうした職人の熱意を目の当たりにし、働くということについて考えるきっかけとなることを願っています。

以後、日本刀について紹介した上で、①刀鍛冶(かたなかじ)②研師(とぎし)③白銀師(しろがねし)④鞘師(さやし)⑤塗師(ぬし)⑥柄巻師(つかまきし)⑦装剣金鋼(そうけんきんこう)の7名の職人について動画を用いながら紹介します。

3 日本刀とは

以下の内容は、公益財団法人日本美術刀剣保存協会のホームページから引用させていただきました。このホームページには刀剣の種類や製作過程についても詳しく掲載されています。以下のURLもあわせてご覧ください。 

http://www.touken.or.jp/miryoku/index.html

日本刀の歴史

日本刀の姿形は、平安後期より鎌倉・南北朝・室町・桃山・江戸初期・中期・幕末へ移行するにつれて、大きく変化してきました。例えば、直刀は斬ることよりも突くことにその用法の特色があり、次の時代に出現した反りのある太刀は斬ることを主目的としているなど、使い方の違いがはっきり現れてきます。その最大の要因は、戦闘様式の変遷です。直刀期までの時代と違い、平安末期からは、反りのある太刀と弓箭(きゅうせん)が馬上戦の最大の武器として威力を発揮しました。そして合戦のたびに改良工夫がなされ、更に実用的効果をあげるために研究・改善が行われてきました。

日本刀の魅力

日本刀の姿や反り格好は、日本刀が製作された歴史の中で、それぞれの必要性に応じて生まれ、その歴史や時代の思潮・様相を物語っています。日本刀は武器ですが、信仰の対象ともなり、権威の象徴ともなってきました。日本の歴史の中で、日本刀は1000年以上大切に保存され、その果たした役割は大きく、まさに日本の文化の一部であると言えます。日本刀は武士の魂と言われ、日本刀を見て武士道の精神を感じる方もいるでしょう。いまなお製作当時の姿を伝え、燦然と輝いている日本刀は、世界に類を見ない日本の文化財です。日本刀に美を感じることは、日本の文化を感じることではないでしょうか。

4 職人の紹介

刀鍛冶(かたなかじ)

https://edupedia.jp/entries/show/991

研師(とぎし)

https://edupedia.jp/entries/show/992

白銀師(しろがねし)

https://edupedia.jp/entries/show/993

鞘師(さやし)

https://edupedia.jp/entries/show/1001 

塗師(ぬし)

https://edupedia.jp/entries/show/1002 

柄巻師(つかまきし)

https://edupedia.jp/entries/show/1012 

装剣金鋼(そうけんきんこう)

https://edupedia.jp/entries/show/1013 

5 おわりに

日本刀は日本文化の象徴のひとつと言えるでしょう。とはいえ、日本の伝統技術・職人の存続に危機が迫っていることはみなさんもご存じのはずです。私は日本人が継承してきた伝統技術が廃れ、職人の数が減少してしまうことは、世界に誇れる日本文化を失ってしまうような気がして残念でなりません。より多くの方が本記事を活用し、より多くの子どもに日本文化への興味を持たせていただけると嬉しいです。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 井上頌美)

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