職人技に触れてみよう! 伝統技術日本刀編⑥-塗師-

1 1.はじめに

本記事は文部科学省から許可を得て、文部科学省動画チャンネル上の「文化財のプロフェッショナル」を掲載させていただいております。下記のURLとあわせてご覧ください。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL76F2B447B13008E4

また、本記事は「職人技に触れてみよう! 伝統技術日本刀編」の一部です。全記事を見ていただいた方が活用しやすいと思います。こちらもご覧いただけると幸いです。

職人技に触れてみよう!伝統技術日本刀編 まとめのページ
https://edupedia.jp/entries/show/990

2 2.概要

まず、塗師について紹介します。その後、①塗師とはどういう職人なのか ②塗師の職人技とはどういうものなのかの2点を軸に、動画を用いながら迫ろうと思います。本記事と並行して下の動画を鑑賞されることをおすすめします。

日本刀の職人たちVOL5 塗師

3 3.塗師(ぬし)とは

鞘を丈夫に美しく仕上げるために漆を薄い層で何度も塗り固める職人です。

4 4.インタビューを通して、塗師という職人に迫ろう

岸野輝仁さん

特に気を遣う業は?(2:30~2:46)

ロイド仕上げは研いだ後に磨きの工程を入れるのですが、塗りっぱなしという工程では埃を付けずに塗ってペンの跡を完全に消さねばならないので気を遣います。

嬉しい瞬間は?(2:47~3:00)

時間はかかりますが、それでもお客さんに待ってもらって、仕上げたときです。お客さんが喜んでくれたら嬉しいです。

5 5.塗師の職人技に迫ろう

鞘を塗る(0:39~1:04)

漆(うるし)を使い、薄い層を何度も塗り重ねます。数多くの工程を経て強度と美しさが誕生します。

1本の製作期間は?(1:04~1:22)

工程としては、40回から50回。期間としては、3か月間ほどです。模様の種類によって異なります。

下地工程(1:22~1:37)

生漆や和紙、砥の粉(とのこ)などを使い、補強と塗りの下地を作ります。

塗り工程(1:37~2:16)

漆を刷毛で塗り、室(むろ)の中で乾かします。乾燥後、研ぎ炭や砥石で研ぎ、さらに漆を塗り重ねます。この工程を何度も繰り返します。

仕上げ工程(2:16~2:30)

研いだ表面に艶付した漆を刷り込むように吸わせる作業を何度も行い、最後の磨きをし、艶付けを行います。

6 6.おすすめサイト

日本刀についての情報が掲載されているホームページです。

○備前長船刀剣博物館 備前おさふね 刀剣の里
http://p.tl/X-d6

○公益財団法人 日本美術刀剣保存協会
http://www.touken.or.jp/index.html

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 井上頌美)

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