職人技に触れてみよう! 伝統技術日本刀編⑤-鞘師-

1 1.はじめに

 
本記事は文部科学省から許可を得て、文部科学省動画チャンネル上の「文化財のプロフェッショナル」を掲載させていただいております。下記のURLとあわせてご覧ください。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL76F2B447B13008E4

また、本記事は「職人技に触れてみよう! 伝統技術日本刀編」の一部です。全記事を見ていただいた方が活用しやすいと思います。こちらもご覧いただけると幸いです。

職人技に触れてみよう!伝統技術日本刀編 まとめのページ
https://edupedia.jp/entries/show/990

2 2.概要

まず、鞘師について紹介します。その後、①鞘師とはどういう職人なのか ②鞘師の職人技とはどういうものなのかの2点を軸に、動画を用いながら迫ろうと思います。本記事と並行して下の動画を鑑賞されることをおすすめします。

日本刀の職人たちVOL4 鞘師

3 3.鞘師(さやし)とは

鞘を作る職人のことです。鞘は、刀身の保護と刀が周りを傷つけないように隔離する役割があります。鞘師は実用美を追求する職人とも言えます。

4 4.インタビューを通して、鞘師という職人に迫ろう

石崎三郎さん

一流の仕事をするために大切なことは何ですか?(3:17~3:41)

モノを見たり、感じたりする能力が大切です。人のした仕事を見て、ここはこのようにしているというのを的確に捉えて、それを自分で真似が出来れば一流の仕事ができます。全体を捉えられることが能力だと言えるでしょう。

5 5.鞘師の職人技に迫ろう

鞘を作る(0:39~1:17)

10年以上自然乾燥させた朴(ほお)の木を使い、続飯(そくい)という飯粒をこねて作った糊で2枚の板を合わせて作ります。鞘口(さやぐち)を合わせ茎(なかご)に開けられた穴の位置に合わせて柄(つか)の目釘穴(めくぎあな)を開けます。この後、鉋(かんな)で外側を削り、完成します。刀身の形に削られた2枚の板を続飯(ぞくい)で接着。紐で縛り、木の楔(くさび)をさしてよく締め、乾くまで待ちます。 

どうして2枚の朴の木を合わせるのか?(1:18~3:16)

穴を掘っていくより楽だからです。中に錆が出たりすると割らなければなりません。刀はだいたい刃がまっすぐに入っていません。どちらかにずれています。だから、どっちに刃を折るのか決めて、朴の木を掘っていきます。

6 6.おすすめサイト

日本刀についての情報が掲載されているホームページです。
○備前長船刀剣博物館 備前おさふね 刀剣の里
http://p.tl/X-d6

○公益財団法人 日本美術刀剣保存協会
http://www.touken.or.jp/index.html

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 井上頌美)

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