国語– category –
-
「まいごのかぎ」(光村図書3年国語)の授業の流れと全板書 ~自由っていったい何だい?
【「自由」をテーマに2度目の挑戦】 本稿は前年度に引き続いて、3年生の担任をした際の授業の記録です。2度目の挑戦の授業の模様を板書(子供が板書をきれいにワークシートにまとめてくれた図)とともに記していきたいと思います。 前年度の授業は私自身に... -
「モチモチの木」の授業の流れと全板書 ~豆太は勇気があるのかな
【挿絵を中心にして板書】 「モチモチの木」は斎藤隆介と滝平二郎の絵本作品の中で、光村図書の国語教科書に長い間、掲載され続けています。独特な挿絵からイメージが喚起され、子供たちの心に強く残る作品だと思います。教科書に使われている挿絵以外にも... -
道徳と国語 ~両教科の違いと教科横断的な学習の可能性~(幸阪創平先生インタビュー)
【1 はじめに】 この記事は、2022年4月5日に行った、東京学芸大学附属竹&... -
きつつきの商売(光村教育図書3年国語)~百リルは高いか安いか
【百リルは何円?】 きつつきの商売は3年生光村図書国語の教科書の最初の物語分として掲載されています。学年の冒頭、音読をしたり、想像を膨らませたりしながら読み取りを進めるのがよいでしょう。 その中で、クラス開きでの議論として、 「百リルは高い... -
香りと言葉に着目した生活科の授業「カオリウム実験教室」とは(SCENTMATIC株式会社)
【1 はじめに】 本記事は、2021年12月21日に行った、SCENTMATIC株式会社の渡辺晋0... -
【書籍紹介】『「読解力」がほしい大人が小学1~6年の国語教科書でやり直す本 』(福嶋隆史先生) 『スイミー』の原稿も紹介!(株式会社横浜国語研究所 ふくしま国語塾Webサイト転載)
【1 はじめに】 本記事は、「最新情報「読解力」がほしい大人が小学... -
ちいちゃんのかげおくり ~継承が難しくなってきている戦争の記憶・記録
「戦争を知らない子供たち」の、子供たち 3年生を久しぶり(15年?)に担当し、「ちいちゃんのかげおくり」の授業をすることになりました(この原稿は2021年に書いたものです)。戦争を描いたこの物語を取り扱うのはたいへんむずかしいです。15年前もそう... -
主体性を伸ばす漢字指導法
【1 はじめに】 本記事は、公立小学校の教員をなさっている土居正博先生に漢字指導について2021年8月12日に取材した内容をまとめたものです。土居先生は、『1年生担任のための国語科指導法』『漢字指導法』などの著書を出版し、これまでの一律的な指導法... -
原稿用紙の使い方を教える ~GIGA端末も活用して
何をいつ教えるのか 学校現場では、何をいつ教えるのかがハッキリしていないことが多いです。作文指導も何だかあいまいで、原稿用紙の使い方のルールとそれを教えるタイミングがハッキリしません。「題名は2、3文字下げる」「会話文は行を変える」など、... -
国語辞典の使い方指導 ~とりあえず、見つけ出せるようになる所まで
【初期指導が難しい】 国語辞典を引くのは大人であっても、結構難しいです。 Q1:「別途」「ヘッダ」「ベット」「ベーコン」「へつらう」「別便」「別当」を国語辞典で出てくる順番に並び替えなさい。 「ん?」と、一瞬戸惑いませんか。 エクセルだったら...