東日本大震災の時、避難所にあればよかった20の物品(佐藤謙二先生)

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はじめに

東日本大震災から2年を迎えます。その節目にあたり、教訓を忘れないうちにまとめて、多くの人に役立てていただきたいと思います。今回は震災当日第2避難所に必要な物品を考えることにします。もしも、その物品があれば生徒の安心安全をより確保できたと思われる品々です。

当日の状況

本校(当時の勤務校の中学校)は大津波警報が発令後、第1避難所の校庭から第2避難所(高台の神社)に約200名以上が運動着のまま避難しました。(その後教員が防寒着を配布)約3時間夕方まで全員野外で待機しました。当日は雪交じりの寒い日でした。

第2避難所に持っていった物品

電灯、ラジオ、電池、ワンセグ、携帯電話、ハンドマイク、出席簿、生徒名簿、筆記用具、救急セット、タオル、ティッシュ、毛布、自家用車

第2避難所に持っていけばよかった(あればよかった)物品とその理由

<ポイント>

  • 上記を全部揃えるのは困難なこともあると思います。そこで、優先順位をつけて整備していくと良いでしょう。
  • 第2避難所への非難訓練の際に上記の物品の移動の訓練も必要です。
  • 第2避難場所が地域の公民館などであれば、上記の物品の一部をその中に収納しておくとよいでしょう。

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